私が大学を卒業し社会人1年目の6月に購入したスコッチグレインの革靴が、履き込み開始から6年が経過しました。ここまで長く使える革靴だとは思っていなかったので、非常にコストパフォーマンスに優れた革靴です。
そんなスコッチグレイン革靴ですが大きな修理や問題もなく履けているので、このまま10年を目標に履き込みたいと思います。
ただ 10年を目標に履くためには革靴に多少の修理やメンテナンス等が必要となってきます。履き込みが丸6年に達したスコッチグレインの革靴に行った修理やメンテナンスを詳細させていただこうと思います。
6年目に行ったメンテナンスについて
- シューレース(靴紐)の交換
- ソールのメンテナンス(ラバー張替)
スコッチグレインの革靴が履き込み開始から丸6年が経過したので、日々のメンテナンスに加えて上記のメンテナンスを行いました。
シューレースの交換
まず行ったメンテナンスは、シューレースの交換です。6年間ノーメンテだったので、革靴から紐を解いいてみると思ったより汚れが溜まっている事が写真でも分かると思います。
革靴をシュークリームなどで手入れをした際に紐を付けたままにしていたので、紐にクリームが付着してしまったりホコリや汚れてきてしまっています。
どこのシューレースがおすすめ!?
革靴用のシューレース(靴紐)は、探せば切りがありませんが私はシューレースは「紗乃織靴紐(さのはたくつひも)」を愛用しています。
さのはたくつひもは、紐を丈夫に解けにくくするためにロウ引きされています。ロウ引きとは、紐に蜜蝋などを浸み込ませたことを指します。そして安心の「メイドインジャパン」です。通常の革靴の紐だと先端はプラスチックで覆われていますが、さのはたくつひもは金属で覆われており高級感が漂っています。
スコッチグレインのシューレースをさのはたくつひもに変更しました。先端が金属になっているのでに高級感が増した感じがします。
参考までに、スコッチグレインは5つの穴があるので「平織・ブラック・80cm」で長さもぴったりでした。
ソールのメンテナンス
続いてスコッチグレインの革靴のソールのメンテナンスです。革靴のソールにはラバーを張っていますが、だいぶすり減ってきていたので修理に出してきました。
修理前のスコッチグレイン
以前にヒール部分は簡単な修理をしてもらっています。今回はヒール部分全体を交換します。ヒールリフト(ヒール本体)まではまだすり減りが到達していないので、交換のタイミングではありませんが何度も修理屋へ足を運ぶのも面倒なのでこの際に交換してもらいます。
スコッチグレインは通常の革靴に比べてトップリフト(ヒール部分を保護するために取り付けられるパーツ)が10mmあり分厚いので、交換までの期間が長くなっています。一般的な革靴は7mmなので、スコッチグレインは3mm一般的な革靴に比べてトップリフトが分厚くできています。頻繁に交換しなくて良いので、財布に優しい革靴です。
だいぶラバーがすり減ってきています。ビブラムソールを張っていますが、「vibram」のマークがすり減って見えなくなってしまっています。
修理後のスコッチグレイン
交換前のトップリフトは全面ラバーでしたが、レザーとラバーのトップリフトにしてもらいました。ちょっとイギリスの革靴感を出してもらいました。
通常の革靴でトップリフトを修理する際は、リペア用のトップリフトのパーツ7mmを取り付けてもらうのですが、スコッチグレインはトップリフトが10mmあるので1枚挟んでもらい10mmになるようにしてもらいました。その分若干割増です。(笑)
ラバーもビブラムソールにしていただきました。滑り止め付きです。
まとめ
購入から6年が経過したスコッチグレインを、10年を目標に履きこむために修理やカスタム(紐交換)を行いました。非常にコストパフォーマンスに優れた靴であることが再認識しました。仕事用に色違いでもう一足購入を検討しようかと思います。
コメント
コメント失礼致します。
どちらも有している者としては、どちらも非常に捨てがたいですが、カジュアルな職場であれば、仕事でも休日でも大活躍する990でしょうか。
また、オードリーを購入されるならば、日本人に合わせて甲が小さめに出来ているオードリー3をお勧めします。人によるかと思いますが、それでも私には少し甲が浮くので、検討段階で試着してみることをお勧めします。
靴好きサラリーマンさん
コメントありがとうございます。
コードバン持ってないのでオールデンに挑戦してみたい気持ちもありますが、英国の本格的なストレートチップの革靴を持っときたいなという思いもあり…
非常に迷っております…
週末2足とも試着してみようと思います。
貴重な意見ありがとうございます。
甲でなく、踵でした。どちらも非常に良い靴なので、全力でおすすめできます!
いつもブログ読ませてもらってます(^^)
とても味わい深い色に仕上がってますね!
茶色の靴はメンテナンスが難しそうなイメージがあるので見習いたいです。
srcalmryさん
コメントありがとうございます。
茶色の革靴は色が抜けてきてしまうので、茶系のシュークリームで補色するイメージでメンテナンスしてますね!