ガレリアント 洗濯機で洗えるスエードトート-洗ってみた編-

ファッション

全2回でお届けする「GALLERIANT ガレリアント ウォッシャブルトート」、今回は【洗ってみた編】です。ネット検索では「洗ってみた」情報は見つけられませんでした。このバッグの最大のアピールポイントなのに…!

ならば私が!というわけで、今回、洗濯機で洗ってみたいと思います。

ちなみに前回は【仕様を愛でる編】でした。バッグのデザインや仕様が気になる方はぜひそちらも読んでみてください。

 

スポンサーリンク

マイクロファイバースエード

なぜこのバッグが洗えるのか、素材から詳しく見ていきます。

東レHPで詳しく見てみる

マイクロファイバースエードは日本の誇る総合繊維メーカー 東レが開発しました。東レのホームページでは「ウルトラスエード」という名前で紹介されています。なんと50年以上前の1970年に開発されており、現在まで改良を重ね続けているそうです。
ソファなどの家具や、自動車のシート、アパレルにも使用されています。

ガレリアントの商品ページによると、素材はポリエステル75%・ポリウレタン25%だそうです。

 

SDGsとエシカル消費

近年よく聞くSDGs。Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の頭文字をとったもので、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。

今回のウォッシャブルトートは、12番【つくる責任つかう責任】…「持続可能な消費と生産のパターンを確保する」に当てはまると思います。

消費側は、汚れたら洗うことができ長く使える点。
生産側は、生地に再生PETや部分植物由来PETの導入などに取り組んでいる点。

どちらもSDGsの考え方に沿っています。

そして消費側がこのような考え方を理解した上で消費することを「エシカル消費」(倫理的消費)といいます。

人工皮革の考え方

本革は水が苦手ですが、今回のマイクロファイバースエードは水に強く洗うことができます。また本革に比べて軽いです。本革の味であるエイジングは見られないものの、本革のデメリットを解消した扱いやすい素材として、人工皮革の使用は今後も広がっていくのではないかと思います。

 

ついに…実際に洗ってみた!

ここまで素材について見てきましたが、ついに洗ってみます。実は1年半、未洗濯でした…

 

タグを確認

メンテナンス方法について、メーカーの商品ページには下記のように書いてあります。

■メンテナンス
汚れや臭気等が気になりました際は、お気軽にご自宅の洗濯機でお洗濯頂けます。
その際は、必ず商品に付いておりますタグの洗濯方法に従い(※違う方法でお洗濯頂きますと、スエード素材の風合いが変わったり、型崩れの原因となる事がございますので、ご注意下さい)お洗濯下さい。
【ご注意】底板は洗濯できません。洗濯時は外して洗濯下さい。

出典:GGB-2360/ウォッシャブルトートSS | galleriant

 

タグ…?バッグに洗濯表示タグ付いてないなと思ったら、紙タグのことでした。

 

いざ洗濯機へ!!

まず底板を取り出します。洗えないので、粘着テープでコロコロしておきます。

紙タグには特に書いていませんでしたが、ジッパーを全部開けてからネットに入れました。

洗剤は中性洗剤(おしゃれ着用)を使用し、洗濯機のドライコースでスタート。

洗濯完了後、吊り干しに。吊り干しのやり方がわからず、考えた結果このような形で干しました。

平干し用のネットに載せて、下からサーキュレーターで風を当てています。形状維持のためバッグの中には乾いたタオルを5枚くらい入れています。だいたい半日で乾きました。

 

Before/After

さて、洗濯によって変化があったのか?

素材をアップで見てみても、全体を見ても、特に変わったところはありません。撮影時の光の加減で色が少しブレてしまったのですが、色が落ちたわけではありません。

洗濯機で洗っても変化なし、問題なし!ということでした。

唯一、型崩れが心配だったので干し方は丁寧に、工夫したつもりです。バッグの正しい干し方をご存じの方がいたらぜひ教えてください。

まとめ

ガレリアント ウォッシャブルトート【洗ってみた編】でした。洗濯機で洗っても問題なく、布物は洗濯して清潔に使いたい派におすすめです。

もちろんデザインや機能性も良いです。詳しくは前編に書いていますので、気になる方はこちらもぜひチェックしてみてください。

この記事を書いた人
ねこすけ

関東在住、会社員。
ブーツ、革小物、眼鏡、ヴィンテージの服や家具が好き。
無印良品の木の家に住んでいます。Instagramでは家や日々の暮らしについて発信中。

ねこすけをフォローする
ファッション
スポンサーリンク
経年変化を嗜む

コメント

タイトルとURLをコピーしました