1枚で着てもジャケットのインナーに入れても重宝するボーダーTシャツ。これからの季節はボーダーTシャツが活躍する季節に突入します。
日本ではボーダーTシャツなどと言ったりしますが、バスク地方が発祥という事もありバスクシャツなどとも呼ばれることがあります。
今回はそんなバスクシャツが有名なブランド「セントジェームス」の長袖・半袖のカットソーを所有している私が、サイズ感について紹介していこうと思います。
SAINT JAMES(セントジェームス)とは?
SAINT JAMES(セントジェームス)は、1889年フランスの北部ノルマンディー地方にあるセントジェームス市で設立しました。設立当時は、地元の漁師や船乗りたちが雨や風などの悪天候から守る為に分厚い生地で織ったマリンセーターを作るブランドとして活躍していきます。
マリンセーターは、海の上でも見分けがつきやすいように青や赤や白などの色を交互に並べたボーダー模様を用いていました。現在私たちが着ているボーダーTシャツの原型になったとも言われています。
次第にカジュアルウェアやマリンスポーツなどへ事業を拡大していきますが、当時作られた仕様から大きな改良は加わらず、創業当時の伝統的な手法で流行に左右されない永く愛される普遍的なアイテム作り続けるブランドです。そんなセントジェームスは、2019年に創業130年を迎えました。
セントジェームスの定番モデル
セントジェームスを代表する2大モデル「ウェッソン」と「ナヴァル」について簡単に説明していこうと思います。
OUESSANT(ウェッソン)
セントジェームスの中でも有名かつ代表的なモデルが「OUESSANT(ウェッソン)」です。衿は横に広く取られたボートネックと綿100%の肉厚な生地がウェッソンの特徴となっており、バスク地方で親しまれていた事からバスクシャツなどと言ったりもします。
ウェッソンはフランス海軍の制服としても採用されていた実績もあるなど歴史も非常に古く、バスクシャツと言えばセントジェームスのウェッソンを思い起こす人も多いと思います。
NAVAL(ナヴァル)
セントジェームスのNAVAL(ナヴァル)は、ウェッソンよりも細い番手の糸で編み上げた薄手の綿100%生地を使用しているので、薄手で肌触りも滑らかな仕上がりとなっています。また、ボーダー柄もナヴァルは胸元と肩口と袖口には柄が入っていないので、すっきりとした印象を与える効果もあります。
ウェッソンのサイズ感について
首元のざっくり空いたボートネックにボーダー柄のデザインが特徴的なセントジェームスを代表するモデル「ウェッソン」。生地は厚手のコットンを使用しており、肌触りがガシガシしていて着込んでいくうちに自分の体に馴染んでくる事も特徴です。
綿100%のカットソーなので、洗濯や乾燥によって縮みが生じます。なので購入する際は、ピッタリではなくある程度縮みを考慮してサイズを選ぶことをおすすめします。
私はウェッソンの長袖と半袖を所有しているので、洗濯・乾燥後の縮みについてとサイズ感の紹介をさせていただきます。
長袖のサイズ感
セントジェームスを代表するウェッソンの長袖タイプになります。私はサイズ「T4」を着用しています。T4はフランスのサイズ表記となっており、日本のサイズ規格だとMサイズくらい感覚です。
洗濯・乾燥後の実寸(サイズ:T4)
- 身幅 50cm
- 着丈 64cm
- 袖丈 53.5cm
170cm60kgの私がサイズ「T4」を着用するとこんな感じです。縮みが生じて9分丈くらいの袖丈なので腕時計やアクセサリーなどに袖が干渉しないので、個人的に気に入っている丈感です。
半袖のサイズ感
ウェッソンの半袖のモデルになります。長袖と同様にサイズは「T4」を購入しました。こちらは1シーズン着用し、4~5回程度洗濯・乾燥を行った後の実寸を記しています。
洗濯・乾燥後の実寸(サイズ:T4)
- 身幅 50.5cm
- 着丈 67cm
- 袖丈 26.5cm
170cm60kgの私がサイズ「T4」を着用するとこんな感じです。袖丈は通常の半袖よりは長めで5分丈となっています。
まとめ
セントジェームスを代表するモデル「ウェッソン」の長袖と半袖のサイズ感について言及させていただきました。
綿100%の極厚な生地を使用しており耐久性は抜群となっているので、永く愛着を持って着続ける事が出来るアイテムです。購入時は大きく感じても着込み洗濯を重ねる事で自分の体に馴染んでくるので非常に愛着も湧きやすいです。
洗濯環境や着用状況によって違いは出てきますが私の体感的には平均で2センチくらい縮みが生じるのでサイズ選びをする際は、縮みを考慮して選ぶことをおすすめします。
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