ルイスレザーズのサイクロン購入!サイズ感や選んだ理由について

ファッション

私のいつか買おうと持っているアイテムリストにイギリスのライダースジャケット(通称ロンジャン)が入っています。

2022年はバイクを購入したので、ゆくゆくはロンジャンを買おうかなと思っていました。正直、ライダースジャケットが着たいからバイクを購入したと言っても過言ではありません。

本来は1~2年かけて色々悩んでいる期間を楽しみながら、気長に購入しようかと思っていましたが思ったより早く購入してしまいました。(笑)

イギリスを代表するレザージャケットブランド「Lewis Leathers(ルイスレザーズ)」のダブルライダースジャケット「CYCLONE(サイクロン)」というモデルを購入致しました。

 

私が購入したルイスレザーズのサイクロンの仕様や特徴をレビューさせていただき、購入する際に一番悩まれる革の種類やサイズ感について紹介させていただきます。

 

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Lewis Leathers(ルイスレザーズ)とは?

Lewis Leathers(ルイスレザーズ)は今から100年以上前の1892年イギリスで創業しました。創業当時は洋服の仕立屋として防護服などを作っていましたが、第二次世界大戦中にはイギリス空軍にフライトジャケットを納入するなど業務を拡大していき、1960年代はモーターサイクルが爆発的に人気になり、ライディング用のレザージャケットで知名度をさらに上げていきました。バイカーやミュージシャンなどから愛され、創業から今日に至るまで140年以上の長い歴史を持つブランドです。

 

革の種類について

ルイスレザーズのレザージャケットに使用される革は大きくカウハイド(牛革)、ホースハイド(馬革)、シープスキン(羊革)の3種類に分けられます。他にも化学薬品を使用したクローム鞣しではなく、植物由来のタンニンで鞣したフルベジタブルタンニンレザーを使用した「ベジタブルタンニンカウハイド(牛革)」やイギリスのラットランド地方のシープスキンを使用した「ラットランドシープスキン(羊革)」など、鞣し方法や革の産地によって様々な革があります。

 

革の種類によって重さ、着やすさ、強度、硬さはそれぞれ違いがあります。

革の重さ
カウハイド(牛革) > ホースハイド(馬革) > シープスキン(羊革)

革の柔軟性
シープスキン(羊革) > カウハイド(牛革) > ホースハイド(馬革)

革の強度
カウハイド(牛革) > ホースハイド(馬革) > シープスキン(羊革)

革の硬さ
ホースハイド(馬革) > カウハイド(牛革) > シープスキン(羊革)

レザージャケットを着る用途に応じて適切な革の種類を選ぶことをおすすめします。私の場合は、街着で着用するわけではなくバイクに乗る際に着用を想定していたので、身を守ってくれるずっしりと重く強度の高いカウハイド(牛革)を選びました。逆にバイクに乗らず街着をメインで考えている方などは、着心地が良く軽いシープスキン(羊革)を選ぶといいかもしれません。

 

私が選んだのは「♯441T サイクロン(CYCLONE)」

ブランドLewis Leathers
モデル#441T TIGHT FIT CYCLONE
ブラック
素材カウハイド
サイズ36

よく比較されるのが肩にエポレットやウエストベルトなどが付き着丈がやや短めのアメリカ型のライダースジャケット(通称アメジャン)ですが、肩にエポレットは無く細身で着丈もやや長めでタンクを傷つけないようなフラップが付いたロンジャンの仕様がふんだんに盛り込まれた歴史的に傑作ジャケットです。

CYCLONE(サイクローン)の特徴と選んだ理由

襟はダブル仕様になっているので一見ハードな印象ですが、装飾などが必要最低限にまとめられているので洗練された上品な雰囲気を醸し出しています。私がルイスレザーズを選んだのもシンプルで無駄な装飾がなく、細身でスマートなデザインに惹かれたからです。

ルイスレザーズでは、襟がダブルのライダースジャケットがサイクロンとライトニングと言うモデルが存在します。この2つのモデルで迷う方が多いと思いますが、私は迷わずにジャケットの裾にはタンクを傷つけないようにフラップが付いたサイクロンを選びました。私が乗っているバイクもイギリスのカフェレーサー仕様のバイクに乗っており、前傾姿勢でバイクに乗る為タンクに傷が付かないような仕様に共感した為です。

 

サイクロンの裾のバックルは前身ではなく、後に付けられており後身がシンプルなのでちょっとしたアクセントになっています。よく比較されるライトニングは、前身にバックルが付いた♯391ライトニングと後身にバックルが付いた♯402ライトニングが存在します。

ダブルのライダースジャケットは派手でハードな印象なので、少しでも前身のデザインがシンプルなサイクロンを選びました。

 

選んだ革はカウハイド(牛革)

ルイスレザーズのライダースジャケットは一般的にホースハイド(馬革)・カウハイド(牛革)・シープスキン(羊革)の中から革を選ぶ事ができます。私はカウハイド(牛革)を選びました。

 

カウハイド(牛革)を選んだポイントしては、

①ライダースジャケットを着るシーンを考えた際に、街着として羽織る事よりバイクに乗る際に着用する事がほとんどだと思っていたので、万が一の時に身を守ってくれる耐久度が高い革である事。

②ルイスレザーズのカウハイド(牛革)は、クロム鞣しと言う製法で鞣されていることによって柔らかく耐久性が高く水にも強い事。

 

サイクロン(CYCLONE)のサイズ感について

ルイスレザーズのサイクロンには、2種類(レギュラーフィット・タイトフィット)のシルエットがあり、私はタイトフィットモデル(#441T)を選びました。

170cm60kgの私が、タイトフィットモデルの36を着用しています。ジャケットの内側にはシャツとニットを着た状態で着用していますが、窮屈な感じはしません。冬場やバイクのライディング時の着用を考えていたので、多少着込んでも着用できるサイズ感となっています。

オーダーではなく吊るしで購入したので、着丈や身幅に関してはジャストサイズですが袖丈は少し長めです。袖丈は短めが個人的な好みなので、来年の夏ぐらいに袖丈だけ修理して短くしようと思っています。

 

まとめ

私はルイスレザーズのライダースジャケットの中でも、数あるモデルの中からシンプルでバイク乗りに特化したデザインに心を惹かれ「CYCLONE(サイクロン)」を選びました。ライダースジャケット選びで一番重要なサイズ感についても、着用画像付きで詳しく紹介させていただきましたので、サイズ選びの参考になれば幸いです。

カウハイド(牛革)を使用したライダースジャケットを購入したので、経年変化やエイジングの進行は遅いですが、今後も着込んで経年変化の様子や手入れの方法などについて紹介させていただければと思います。

この記事を書いた人
ちゃんべー

デニム・革靴・革小物など経年変化するアイテムの紹介に特化したファッションブログ「経年変化を嗜む」を運営する、北関東在住の30代会社員です。
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コメント

  1. だっち より:

    あけましておめでとうございます。

    ルイスレザーのライダースジャケットはまさしく男の憧れですね。

    正直、私は似合う自信はありませんが、本物のライダーのちゃんべぇさんなら説得力のある着こなしができそうですね。

    これからの経年劣化も含めて期待しています。

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