デニムのいいアタリの出し方などは、色々なサイトで紹介されていると思いますが、不思議とデニムジャケットのいいアタリ・いい色落ちの出し方を謳った記事をあまり見る事がなかったので、今日はデニムジャケットのいいアタリ・いい色落ちをさせる方法を紹介していきます。
結論から言います。
デニムジャケットにヴィンテージデニムのようなバキバキのアタリを付けるための近道は糊付けを行うことです。
このデニムジャケットの糊付けがいいアタリ・いい色落ちへの近道だと思います。
実際にフルカウント(FULLCOUNT)のファーストタイプのデニムジャケットを糊付けを行った様子を紹介していきます。
デニム・デニムジャケットの糊付け
①洗濯糊を用意
ホームセンターやドラッグストアに売っている洗濯糊を購入してきました。
数百円で買えるので、気軽に手が出せます。
スプレータイプの洗濯糊もありますが、糊の強度がある液体タイプの洗濯糊をお勧めします。
②洗濯・脱水を行う
糊付けを行う場合はデニムに水を通す必要があるので、洗濯機でで洗濯を行い脱水まで行います。
③デニムを裏返す
洗濯or水を通したデニムジャケットを裏返しにします。
糊付けを行う際に、糊などが付着してしまうので汚れてもいい場所で行ってください。
私は風呂場で行いました。
④糊付けしていく
洗濯糊は本来水などで薄めて使うものですが、デニムに糊付けする際は原液のまま使っていきます。
乾いてしまわないように、パーツごとに糊をデニムにつけていきます。
アーム部分・前身・後身に糊を付けていきます。
首の部分は外側だけ塗ります。内側にはなるべく塗らないほうがいいです。
なぜなら、糊が乾いた後肌に直接触れるとチクチクする可能性があるためです。
⑤乾燥工程
糊を裏面に塗り終わったら、表に返します。
ハンガーにかけシワや変な形が付かないように形を整えます。
あとは、デニムジャケットが乾くのを待ちます。
半日後.......
デニムジャケットが立った!!!
予想以上にパリパリに仕上がりました。
糊のにおいもほとんどなくストレスなく着れそうです。
⑥シワを付ける
パリッパリのデニムジャケットに袖を通し、腕を曲げたり伸ばしたりを繰り返し行います。シワのクセを付けていきます。
この工程が一番重要かもしれません。
あとは雨の日も風の日もとにかくガンガン着込んでいきます。
デニムジャケットの糊付けの工程は以上になります。