こちらの記事は、14ヵ月穿き込んだデンハムのデニムのファーストウォッシュ後の比較の記事になってます。デンハムのデニムのファーストウォッシュの方法や手順については【前編】をご覧ください。
今回はデンハムのデニムのファーストウォッシュ後のエイジング状況を洗濯前と洗濯後の写真を比較しながらお伝えしていこうと思います。
洗濯後のデンハムのレイザー
- 穿き込み期間:14ヵ月
- 穿き込み時間:約840時間
- 洗濯回数:1回
穿き込み期間は1年弱ですが、月曜日から金曜日まではスーツが仕事着なので週末のみの穿き込みになってしまう為穿き込み時間は比較的少ないほうかもしれません。
週1程度の穿き込みではどのくらいデニムの色落ちが進行するかを紹介していこうと思います。週末しか穿き込みができない方の少しでも希望になればと思います。(笑)
洗濯後のビフォーアフター
ファーストウォッシュを行う前(左側の画像)とファーストウォッシュを行った後(右側の写真)の画像を比較しながらデニムの色落ちを見ていこうと思います。
フロント部分
太もも上部に現れるシワをヒゲと呼びます。洗濯前はヒゲがくっきりとついていましたが、洗濯後はその後が色落ちしてうっすらではありますがヒゲの色落ちが進行していることが分かります。
このデンハムのデニムはなるべく濃い部分と薄い部分の濃淡をはっきりさせる色落ちを目指しております。なるべくシワがついて生地が擦れて色落ちする部分と色落ちのしないインディゴ色の部分との濃淡をはっきりさせたバキバキの色落ちのデニムに育てていきたいです。
バッグポケット部分
洗濯前
洗濯後
左後ろのバッグポケットにはニベアを入れているので、そのアタリがくっきりとでており洗濯後には色落ちしていることがわかります。右後ろのバッグポケットはスマートフォンを入れたり財布を入れたりと入れるものが定まっていないので、 左後ろのポケットほどは色落ちの進行が遅いようです。
膝部分
膝部分の画像になります。膝に関してはさほど色落ちは進行していないように思います。このデンハムのデニムを穿くシーンは出かける際や家で穿く事がメインなので、全く膝を付いたりしないので色落ちの進行が遅いようです。
床を雑巾がけする時や体を動かす際にも穿くようにして、デニム本来の作業着としての穿き方も検討してもいいのかもしれません。これまで過保護に育てすぎました。(笑)
アウトシーム部分
デニムのアウトシーム側の色落ちの様子です。車に乗っていたり部屋であぐらをかいてブログの更新をしていたりと、デニムを穿いている際に膝を曲げている時間が多いのでアウトシーム部分の色落ちが進行しています。
デニムはその人のライフスタイルが表れるものだとつくづく気づかされます。
膝裏部分
生地の質感
洗濯前はツルツルして光沢感のある生地の感じでちょっとモード寄りな雰囲気でしたが、洗濯後は糊も取れてボコボコしたスラブ感の質感になりました。
デンハムのリジッドデニムはアーペーセーのリジッドデニムの質感と似ており、当時アーペーセーのデニムをファーストウォッシュした際に糊が取れてボコボコとした「THE デニム」という雰囲気が野暮ったく感じあまり好きになれませんでした。(それが原因で穿き込みから遠のいてしまった過去があります。)
しかし国産デニムのリゾルトのデニムを2本穿いたこともあり、今はむしろボコボコしたこのスラブ感の生地感の方が落ち着きます。(笑)
まとめ
14ヵ月(840時間)穿き込んだデンハムのレイザーの洗濯後の色落ちの状況をお伝えいたしました。洗濯前と洗濯後で見違えるような大きな変化はありませんでしたが、着々とデニムは育ってきております。
週1日の穿き込みなのでバキバキの色落ちは表われていませんでしたが、休みの日にしかデニムを穿き込む事ができない週末デニムフリーク達の希望となれるように2年を目標に今後も穿き込みを続けていこうと思います。
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