2019年の8月にオランダのジーンズブランド「DENHAM(デンハム)」のリジッドデニム(生デニム)を購入しました。
リジッドデニムとは、糊のついたパリパリのデニムの事を指します。このリジッドデニムを穿き込んでいくと、自分の体に合った色落ちやアタリなど経年変化を楽しむことができます。
色落ちや経年変化によってデニムが育っていく過程を楽しむことができるのもリジッドデニムを穿き込む事の醍醐味でもあります。
そんなデンハムのリジッドデニム「RAZOR VCSS」を半年穿きこんだので、色落ちの様子をお伝えしていこうと思います。
DENHAM(デンハム)とは?
DENHAM(デンハム)とは、2008年にオランダのアムステルダムでデニム職人のジェイソン・デンハム氏によって設立されたブランドです。デニム作りに定評があり、デザイナーのデンハム氏は自作でデニムを作ってしまうほどデニムが好きな方です。そんなデンハム氏がデザインするデンハムのデニムは、とてもリアルな色落ちやエイジングに定評があります。
穿き込むデンハムのリジッドデニムは!?
- モデル / DENHAM RAZOR VCSS
- 混率 / コットン100%
- 生地 / CANDIANI DENIM
- 価格 / 40,700(税込)
- 厚さ / 12.5オンス
前々からデンハムのリジッドデニム(未洗いの糊がついたデニム)が気になっており、昨年の8月に大阪へ旅行へ行った際に、デンハムで人気のシルエットのRAZORのリジッドデニムを購入しました。デニムの生地はイタリアのカンディアーニ社で、シルエットはRAZORという膝から裾にかけてテーパードがかかったスリフィットタイプになってます。
デンハムのデニムの穿き込み方について
デンハムのリジッドデニムを穿き込むにあたり、過去のリジッドデニムやワンウォッシュのデニムを何本か穿いてきましたが、自分の納得のいく色落ちに育て上げることができませんでした。
最初の洗濯までの穿き込み日数がわずか1ヵ月で洗ってしまい、青くのっぺりしたメリハリのないデニムになってしまった「リーバイス501」
デニムは穿いているうちに伸びることを想定しておらず、ジャストサイズ(ウエスト30)ではなく、ワンサイズ上のサイズ(ウエスト31)を購入してしまった為シルエットも太く野暮ったくウエストも緩くなってしまい手放してしまった「リゾルト710」
とにかくタイトなサイズで購入したので、デニムのエイジングではなく自分のウエストが育ってしまいボタンがキツく穿けなくなってしまった「A.P.C.のプチニュースタンダード」
リジッドデニムは洗濯すると縮みが発生しますが購入した際の裾上げで縮みを加味しておらず、洗濯後に丈が短くなってしまった「A.P.C.のプチニュースタンダード」
A.P.C.のプチニュースタンダードだけでも2本失敗しています。(笑)
そんな失敗からデンハムのリジッドを穿きこむにあたって自分の中でルールを定めることにしました。
- 最低1年は洗わずに穿き込む
- 裾上げは行わない
- 週1は必ず着用する
以上のルールを自分に課しました。ちなみにデンハムのリジッドデニムは防縮加工が施されているので、洗濯後にほとんど縮みは生じませんが裾上げは行わずダブルターンアップというロールアップ方法で穿き込む事にしました。
6ヶ月経過したデンハムレイザーの穿き込みレポート
上記のルールを踏まえて6ヶ月履き込んだデンハムがコチラです。
全体(表・裏)の写真です。週1の穿き込みではまだまだ色落ちなどは表れてきていません。うっすらと膝裏や股部分にシワが入ってきています。
股部分と膝裏のハチノスと呼ばれるアタリを見ていきます。股部分と比べると膝裏は穿きジワがクッキリとデニムに付いてきています。細身のデニムはハチノスが細く入る傾向があるので今後の色落ちに期待したいです。
バッグポケット部分も見ていこうと思います。穿き込み中はポケットにニベアの青缶を入れていたので、多少アタリは出てきている。よくインスタグラムで海外の人のデニムの色落ちを見ているとポケットに丸いアタリが出ているのをよく見かけるので、見様見真似でニベアを入れてみました。
まとめ
デンハムのリジッドデニム「RAZOR」の6ヵ月穿き込んだ様子をお伝えさせていただきました。
平日はスーツで仕事をしているサラリーマンなので、休日1日しか穿き込む機会がないため、デニムの色落ち・経年変化の進行は遅いようです。今後も穿き込んでいき経過をお伝えしていこうと思います。
◆デンハムの色落ちの様子はこちら◆
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