昨年の8月に購入してから、穿き込みを開始しちょうど丸1年が経ちました。週1日の穿き込みで12ヶ月が経過しました。着用時間にすると約720時になります。
丸1年穿き込み未だに未洗いです。衛生的にはあまりよろしくはありませんが、バキバキの色落ちの為には我慢です。なるべく汗をかかないような環境で穿き込み、着用後は消毒・天日干しを行い雑菌の繁殖をなるべく発生させないような対処はしています。
着用時間はこちらの数式に基づき算出しています。
12(ヶ月)×4(月あたりの穿き込み日)×15(1日当たりの穿き込み時間) =720時間
- 穿き込み日数:12ヶ月
- 穿き込み時間:720時間
- 洗濯回数: 0回
過去の穿き込みレポートはこちら
1年間洗わずに穿き込んだデンハムのレイザーは色落ちしているのでしょうか?エイジング状況をお伝えしていきます。
全体(前・後)


デニム全体の写真です。1年洗わずに穿き込んでいるので、穿きジワなどはくっきりと付いてきています。シワが寄る箇所などは、生地が擦られて色が落ち始めている箇所も見受けられます。
国産のデニムは旧式の織機などを使っている関係でザラザラ・ボコボコとした生地が特徴的ですが、デンハムはイタリアのカンディアーニ社のデニム生地を使用しているので質感はツルツルとしたやや光沢感があるのが特徴です。
股部分
デニムの股部分のアップ画像になります。 ヒゲと呼ばれるアタリもうっすらと付いてきています。欲を言えばもう少しくっきりとヒゲのアタリが出るまでは、ファーストウォッシュの儀式は行いたくはありません。
当初1年穿き込んだらファーストウォッシュを行う予定でしたが、ここまでくると限界まで洗わずに穿きたい欲が湧いてきてしまい迷っています。(笑)
膝部分


膝部分のアップ画像です。膝が出ているので、引っ張られることによってシワが付きそこから色落ちが進んでいます。膝の外側部分(デニムの耳付近)のアタリが個人的には気にいているポイントです。
膝裏のハチノス部分


膝裏のハチノス部分の画像になります。細いデニムで丸1年洗わずに穿き込んでいるので、シワのクセもしっかり付いて色落ちが今後期待できそうです。
よく聞くのが洗った後に縮みが生じハチノスのアタリがずれてしまうなんて話も聞いたことがあるので、洗う際はなるべく生地が縮まないような方法で洗濯を行いたいです。
バックポケット部分
バックポケット部分のアップ画像です。他の箇所と比べるとあまり色落ちの進行が遅く感じる箇所になります。ハサミの刺繍が入ったポケットにはニベアを入れているので、その跡がくっきりとでているくらいです。
まとめ
穿き込み開始から12ヶ月が経過したデンハムのレイザーのエイジング状況を紹介していきました。まだ未洗いのデニムですが、膝裏や股部分などテンションがかかる箇所はインディゴの色が抜けて色落ちが発生してきています。
リゾルトのデニムと並行して穿き込みを行っていますが、デンハムのデニムはメリハリのある色落ちを目指してエイジングしていこうと思います。メリハリのある色落ちをさせる為には、洗濯の際になるべく色落ちをさせず汚れのみを落とすような洗い方で洗います。そのような洗い方によってデニムが擦れて色落ちが進行する箇所と濃い箇所との濃淡がはっきりします。
週末にしか穿き込みができない週末デニムフリーク達の希望になる為にエイジング状況を今後も発信していきます。