仕事が繁忙期だったのとマイホームの検討・打ち合わせ等でせわしなくしていたので、更新がだいぶ滞ってしまっていました。
昨年12月頃にフランスのブランド「A.P.C.(アーペーセー)」のリジッドデニムを購入していました。もちろん穿き込みし始めておりますが、ブログでの紹介がまだでしたのでこの場を借りてお披露目させていただきます。
実は、アーペーセーのリジッドデニムは同モデルを以前も穿いており、生涯3本目の購入になります。
同じブランドで同モデルを3本も購入してしまうほど、こちらのリジッドデニムにはとても魅力が詰まっています。そんなアーペーセーのリジッドデニムの購入レビューを行っていきたいと思います。
A.P.C.(アーペーセー)とは?
A.P.C.(アーペーセー)は、1987年にファッションデザイナーの ジャン・トゥイトゥによってフランスで設立されたブランドです。A.P.C. は、Atelier de Production et deCréationの略となっています。
アーペーセーというブランドのアイテムは、シンプルの中にも上品さやひねりが加えられたものが多い印象を受けます。中でも、アーペーセーのリジッドデニムはとても有名で、品質・デザイン・色落ちどれをとってもすばらしいデニムを生産しているブランドです。
生涯3本目 A.P.C.のプチニュースタンダードを購入
ブランド | A.P.C. | ||||||
モデル | プチニュースタンダード | ||||||
色 | インディゴ | ||||||
状態 | リジッド | ||||||
生地 | 綿100%(14.50オンス) | ||||||
サイズ | W30 |
今回私が購入したのは、アーペーセーのリジッドデニム「プチニュースタンダード」という細身でテーパードが強めにかかっているモデルになります。
割と昨今はゆったりしたシルエットがトレンドではありますが、多感な時期に刺激を受けたファッションが細身のスキニーデニムだったりするので、デニムは細身に着用する事が染みついてしまっているようです。
以前は「29」というサイズを穿いていましたが、今回は敢えて1サイズ上げて「30」を選びました。ゆったり穿きたいから1サイズ上げた訳ではなく、洗濯による縮みを考慮してこちらのサイズを選びました。
プチニュースタンダードのサイズ選びについて
店員さんやネットの情報では、アーペーセーのリジッドデニムは穿き込んでいるうちに伸びるから、ジャスト~タイト目で購入すると良いとアドバイスしている方が多く見受けられます。
ただ、アーペーセーのプチニュースタンダードを3本穿いた私からアドバイスさせていただくと、プチニュースタンダードはジャスト~1サイズ上げて購入すべきです。
理由は、確かに穿いていると綿なので伸びてきますが、洗濯・乾燥を繰り返していくとウエストはそこまで縮みは発生しませんが、ズボンの丈や股上はがっつり縮みが発生します。
ズボン丈は縮みを考慮して長めに残す方や洗濯・乾燥後に行う方がいるのであまり問題無いのですが、股上の縮みによってお尻が貼ってしまいお尻回りがプリッと張ってしまっている人を多く見受けられます。せっかく購入し穿き込んでいてもサイズが小さくなってしまっては元も子もありません。
アーペーセーのリジッドデニムの中で一番スリムなモデルの為、サイズ選びは慎重になります。私のおすすめは「プチニュースタンダードはジャストから1サイズ上げ」で購入すべきです。
※今言った事はアーペーセーのリジッドデニム全てに当てはまる訳ではなく、一番スリムなプチニュースタンダードのリジッドデニム選びに限り、私個人の主観的意見になります。
A.P.C. プチニュースタンダード 購入時の状態確認
色落ちやエイジングの経過を発信するに当たって、購入したリジッドの状態を確認しておこうと思います。
バックポケットは、ステッチなどは無くやや小ぶりな作りとなっておりあまり主張しないミニマルなデザインになっています。前のコインポケットにジッポのライターなどを入れてアタリを出しても面白いかもしれません。
最近はバナーデニムと呼ばれるリーバイスの黄金期など昔のデニムのデザインや生地感を踏襲したブランドのデニムを良く履いていました。荒々しく武骨な生地感や雰囲気のデニムを穿いていましたが、アーペーセーのリジッドデニムは対局でとても上品な生地感となっています。どちらがいいとか甲乙をつけるつもりはありませんが、デニム1つとっても国によって雰囲気がここまで変わるものなんだなと驚かされます。
毛羽立ちなどはなくツルっと光沢感のある生地感がアーペーセーのリジッドデニムの醍醐味でもあります。一度洗ってしまうとこの雰囲気がなくなってしまうのでなるべく洗わずに穿き続けたいです。
A.P.C.のリジッドデニム 穿き込み方や洗濯方法について
アーペーセーのリジッドデニムを購入すると、上の写真のようなフラッシャーが付いておりアーペーセーの推奨するデニムの穿き込み指南が書かれています。
1,過激主義
出来るかぎりジーンズを洗わずに履き続け、初回洗いはドライクリーニングで、2回目以降の洗いは、WOOLITE NOIR(濃色製品用洗剤)を少量混ぜた水にジーンズを1時間程浸けておき、すすぎ、バスタオルで包んで干す。
2,セミ過激主義
WOOLITE NOIR(濃色製品用洗剤)を混ぜた水にジーンズを1時間程浸けておき、こすらずにすすぎと脱水をし、干す。
3,洗濯機
WOOLITE NOIR(濃色製品用洗剤)を使い、メニュー:常温水、デリケート洗い、脱水無し。
4,海水
出来るかぎりジーンズを洗わずに履き続け、ジーンズを履いたまま海に入る。乾いた砂でこする。
これを何度か繰り返す。水ですすぎ、太陽にあてて乾かす。
出典:https://www.apcjp.com/jpn/denim/washing-recipes/
なかなか突っ込みどころ満載な穿き込み指南となってます。基本的なアーペーセーのスタンスとしては、なるべく洗わずに穿き込む事を推奨しており洗う場合もなるべく生地に負荷がかからない方法での洗濯を推しています。
ちなみに「4,海水」については過去に私もデンハムのデニムで経験しています。興味ある方は過去の記事をご覧ください。
私の穿き込み方針について
今回のアーペーセーのプチニュースタンダードの穿き込み方針についてですが、基本的には洗わない事を想定して穿き込む予定です。
今までに2本プチニュースタンダードを穿き込んでいましたが、忍耐力が足りずに洗ってしまいメリハリのない色落ちになってしまった事や洗いにかけてしまうとモードで高級感のあるパリッとした質感からデニムらしい質感へ変わってしまった事でコーデに取り入れづらくなってしまった事などの反省点を踏まえて、パリッとしたモード感あるリジッドデニムの雰囲気を保つ為に、極力洗わずに穿き込もうと思います。
極力洗わずに穿き込む事を想定しているので、冬場に穿き込みを開始し夏場は汗などから生地を守る為になるべく穿かずに他のデニムの育成を行う予定です。
まとめ
私のアーペーセーのリジッドデニム遍歴について少しお話すると、初めて購入したのが大学生時代で2本目購入したのが社会人になってからになります。いづれもアーペーセーのリジッドデニム「プチニュースタンダード」と言うモデルを購入しました。
ファッションの変化や体型の変化によって穿かなくなり売ったり捨ててしまい今は手元にはない状態ですが、今回新たに新調したデニムも今までと同じモデルにしました。
今後穿き込んでいき色落ちや経年変化の様子を発信していければと思います。
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