国産デニムブランド「Resolute(リゾルト)」がブランド立ち上げから10数年ぶりに、新品番714を2023年4月上旬に発売しました。
私自身、リゾルトのデニムは710と712を穿いてきたので、今回新品番が出たニュースを聞き予約し購入して参りました。
リゾルト新品番714の特徴や仕様やサイズ感シルエットなど、紹介させていただきます。
Resolute(リゾルト)とは?
Resolute(リゾルト)は、デザイナーの林氏が2010年に立ち上げたブランドとなっています。旧式の織機で織られたデニム生地を使用しているので、穿き込む事によってヴィンテージデニムさながらの色落ちやアタリなどの経年変化が楽しめるデニムとなっています。
2010年にブランドを立ち上げてから、テーパードシルエットの「710」、ストレートシルエットの「711」、ジップフライでスリムテーパードシルエットの「712」、710の股上を浅くした「713」の4型のモデルラインナップでしたが、2023年の4月に新しいモデル「714」が発売になりました。
2023年4月に発売した新品番「714」
ブランドの立ち上げから、10年ぶりに新品番「714」が2023年の4月上旬に半場開始になりました。
リゾルト714は、股上が深めのややゆったりとしたシルエットとなっており、LEVI’S(リーバイス)の1942年~1946年の第二次世界大戦中に製造されていた、通称「大戦モデル」のディテールを踏襲したデザインとなっています。
リゾルト714の発売と同時に試着し購入して参りましたので、リゾルト714の仕様や生地についても紹介させていただきます。
リゾルト714の特長について
ブランド | RESOLUTE | ||||||
モデル | 714 | ||||||
色 | インディゴ | ||||||
状態 | ワンウォッシュ | ||||||
生地 | 綿100%(13.5オンス) | ||||||
サイズ | W30 L32 |
こちらが購入したてで穿き込む前のリゾルト714となっています。
ちょっと気になった点が、前身のベルトループの間隔が狭いのでバックルが大きめのベルトをすると干渉するのがちょっと気になりました。
デニムの後身のポケットにはステッチなどは入っておらず、シンプルなので穿きやすいのもリゾルトの気に入っているポイントでもあります。リゾルト710や712は紙のパッチが付いていますが、リゾルト714は711と同様にレザーパッチが付いているので、革の経年変化も楽しめそうです。
仕様について
リゾルト714は、LEVI’S社で1940年代に製造されていた「対戦モデル」の仕様を踏襲したデザインとなっています。
大戦モデルのデニムには軍服などに使われる月桂樹のドーナツボタンが使用されています。リゾルト714もトップボタンにはドーナツボタンが使用されています。
また、ベルトループも極太になっています。私が所有しているTCBジーンズと比べていても一目瞭然なくらい極太のベルトループとなっています。
ベルトループがここまで太いと存在感があり、武骨な雰囲気が伝わってきます。Tシャツやシャツなどタックインして敢えてこの太いベルトループを見せつける着こなししてもいいかもしれません。
右フロントポケットに付く、コインポケットの両サイドに打たれていたリベットもリゾルト714では省略されます。これも大戦モデルの特徴の1つでもあります。
リベットが打たれていないと、シンプルな見た目になっているので個人的には気に入っています。
生地について
リゾルト714は、リゾルト711と同じ13.5オンスのデニム生地が使用されています。他の710や712など比べるとややライトオンスとなっているので、夏場などに穿いていもストレスは感じにくいのではないでしょうか。
旧式の織り機で織られたデニム生地を使用しているので、モサモサとした毛羽立ちが昔ながらのデニムの雰囲気を醸し出しています。
サイズ感やシルエットについて
170cm60kgの私が「リゾルト714」のウエストサイズ30、レングス32を穿いた着画になります。裾は長かったので1回ロールアップして穿いています。
リゾルト710やリゾルト712などは敢えてレングスを短くして短靴などで合わせたコーディネート穿かれる方も多い印象ですが、リゾルト714はオーソドックスなストレートシルエットのデニムなので、裾などは若干余るくらいのレングスで穿くと雰囲気が出るのではないでしょうか。
実際に穿いてみると太すぎず細すぎないとても綺麗なシルエットとなっており、さすが日本人の体型を考慮したパターンで設計されてるだけはあるなと感じました。
まとめ
リゾルトの新品番714を購入レビューさせていただきました。
リゾルトのデニムは日本人の体型を考慮して設計されているので太めのシルエットでも野暮ったくなることなく綺麗なラインを保つことができています。ヴィンテージデニム好きなら一度は聞いたことがある「大戦モデル」を踏襲したデザインで、細かい仕様にもこだわっているので、バナーデニムをこれから挑戦してみたい方にとっても手に取りやすいデニムなのではないでしょうか。
リゾルトの醍醐味でもある経年変化についても今後穿き込んでいき経過を発信していこうと思います。興味ある方は上記の記事で色落ちや経年変化の様子をお伝えしていますので、ご覧ください。
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