ガレリアントの洗濯機で洗えるスエードトートとは!?-仕様を愛でる編-

ファッション

今回は私が愛用しているミニトートを全2回に渡ってご紹介します。

「ねこすけ」の記事を読んでくださっている方は気づいているかもしれません。私ねこすけは女性です。ジェンダーレス&タイムレスなデザインが好き。バッグやアウター、小物はメンズカテゴリから探すことの方が多いです。最近は男女兼用のアパレルが増えてきて、より選択肢が増えたような気がします。

今回ご紹介するミニトートも「メンズバッグ」ですが、ぜひいろんな方の参考になれば良いなと思っています。

 

スポンサーリンク

GALLERIANT(ガレリアント)とは?

2011年創立、東京都台東区の革バッグのブランドです。コンセプトは「独自の価値観を持った大人の男性に向けた”クラシックモダン”をテーマにした商品」。そのものづくりは【普遍性×新しいファッション観×ネオクオリティー(新しい技術)】をテーマとしており、素材を生かしながらシンプルなかっこ良さを表現しています。大人の男性に向けているためか華美な装飾がなく、落ち着きと芯のある余裕を感じます。

プロデューサーの千田聡氏はメンズバッグ歴30年以上という大ベテラン。デザイン、素材選択、作業の指示など、すべての企画管理工程に携わっています。

“GALLERIANT”(ガレリアント)とは、スペイン語の”GALLERIA”(ガレリア・美術館)を元にした造語だそうです。

 

洗濯機で「洗えるスエード」!?

「大人の男性」に似合う、本革の風合いを生かしたバッグを作ってきたガレリアント。ネオクオリティーをテーマに掲げるガレリアントが本革の次に採用したのは、「マイクロファイバースエード」という人工皮革でした。

 

マイクロファイバースエードとは

スエードといえば起毛した革で、よく冬物に使用されているのを見ますよね。革なので水には強くありません。ブラッシングが必要だったり、なかなかデリケートな生地です。

 

対して今回ご紹介するウォッシャブルトートは、日本の繊維メーカー東レの開発した人工生地で作られています。見た目や手触りはまるで上質なスエードです。

 

そしてこのマイクロファイバースエードは「洗えるスエード」として世界から注目を集めており、その名の通り、洗えるんです。

 

質感は?

スエードそのものです。言われなければ人工皮革とはわからないと思います。手触りはとても柔らかく滑らかで、シワや型がつきにくいです。折り曲げても大丈夫。雨の日に濡れても大丈夫。そのため本革ほどの気も使わずにがんがん使えます。

 

ウォッシャブルトートSSの使い勝手

私が所有するのはSSサイズのブルーグレーです。スモーキーで渋く落ち着いていながらも、しっかりファッションのアクセントになる明るい色です。渋くてとても優しい、ダンディな色気のある色。展開している3色の中で一番、光による色の濃淡がわかりやすいと思います。

メンズ寄りユニセックスデザイン

(ダンディとは言いましたが)性別も年齢も関係なく使いやすいデザインです。全体的にシンプルなのですが、持ち手の縫い付けが斜めになっているところがポイント。正面のポケットの上部がカーブしているのにもこだわりを感じます。多くは語らずとも「ただの四角ではない」ことが伝わってきますね。

ちなみに、ねこすけ的重視ポイントは「ブランドロゴがさりげないこと」。この点ガレリアントはばっちりです。正面のポケットに縫い付けられたタグは全体のデザインの中にすっと馴染んでいます。

 

使い勝手良すぎるサイズとポケット

元々はランチトートとして購入しましたが、実際はいろいろ入れて使っています。ペットボトルやタンブラーを入れられる固定ポケットがとにかく便利。飲み物が横にならないことは重要ですよね。

真ん中のジッパーポケットは下が縫い付けられていないので、横広のランチボックスも入れることができます。

そしてボトルそばの細長ポケット。地味に見えますが、ここがとても良いんです。ペンを差したり、スティック型のインスタントコーヒーを入れたり。細長ポケットは一般的には広い面の裏側に付いていると思いますが、このウォッシャブルトートはこの場所にあることで何倍も使いやすくなっていると思います。

平らなポケットには予備のマスクなどを。ジッパー付きのポケットは2つです。ジッパーがあるとなんだか安心感がありますよね。

 

サイズと場所がちょうど良い、ポケットたちの紹介でした。

 

ねこすけ的 最推しポイント

私がビジネス用のバッグを購入するときに必ず見るポイントがあります。

それは…

底鋲!!

え、そこ?って思われるかもしれません(図らずもギャグに…)。

このサイズのトートに底鋲ってなかなか付いていないと思いませんか?底鋲って「バッグへの気遣い」の表れだと思うのです。底鋲には、バッグを直接床などに置くときの汚れや擦れからバッグ底面を守ってくれる役割があります。

このウォッシャブルトートは生地が柔らかいので、もしかしたら、底鋲がついている意味はあまりないかもしれません…でも、底鋲を付けようと思った作り手の気遣いにはとても共感します。大切に使いたいですもんね。

この感じ、わかってくれる人がいるといいな…

まとめ

ガレリアント「ウォッシャブルトートSS」のデザインと使い勝手についてご紹介しました。近くへのお出掛けにも、ランチトートとしても優秀なバッグです。使い勝手を重視する方はぜひチェックしてみては。

次回のねこすけ回では実際に洗ってみたいと思います。初めての洗濯、果たしてどうなるのか。乞うご期待です。

この記事を書いた人
ねこすけ

関東在住、会社員。
ブーツ、革小物、眼鏡、ヴィンテージの服や家具が好き。
無印良品の木の家に住んでいます。Instagramでは家や日々の暮らしについて発信中。

ねこすけをフォローする
ファッション
スポンサーリンク
経年変化を嗜む

コメント

タイトルとURLをコピーしました