Jalan Sriwijaya(ジャランスリウァヤ)のローファー紹介

革靴

東京は木々が紅葉し始め、本格的な秋がやってきました。夏に活躍したそろそろサンダルはしまって、これからは革靴やブーツが大活躍な季節です。私ねこすけも、ねこすけ夫も、革靴やブーツがない秋冬は考えられません!今回は、ねこすけ夫が先日購入したJalan Sriwijaya(ジャランスリウァヤ)」のローファーについてご紹介します。

 

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Jalan Sriwijaya(ジャランスリウァヤ)

画像:公式オンラインショップより https://www.gmt-tokyo.com/pages/jalansriwijaya

革靴を履く方ならきっと聞いたことがある、コスパに優れた革靴ブランドです。普段スーツを着る方なら特に、履いている方も多いのではないでしょうか。

 

メイドインインドネシア

ちょっと耳馴染みのないブランド名はインドネシア語で、Jalanは「歩く」や「道」という意味。実はJalan Sriwijayaは靴工場がある都市バンダンの通りの名前で、「スリウァヤ通り」という意味なんです。そのブランド名からわかるように、ジャランスリウァヤの靴はインドネシアで作られています。

ジャランスリウァヤはインドネシアの靴工場「フォルトゥナ・シューズ」から始まりました。1900年台前半インドネシアはオランダの植民地で、軍人向けのミリタリーブーツを製造していました。第二次世界大戦と独立戦争を経てインドネシア共和国が誕生したのち、1970年代には子供用の靴やサンダルを製造するようになりました。
社長テデ・チャンドラ氏と生産管理担当のルディ・スパーマン氏は革靴の聖地イギリス・ノーサンプトンへ留学。さらにその後ルディ・スパーマン氏はフランスへ渡り、皮革について学ぶとともに仕入れルートを確立しました。

2003年に日本人インポーター横瀬秀明氏と出会ったことで、ジャランスリウァヤは輸出ブランドとして誕生しました。そのため日本では名前が知られていますが、インドネシア内での流通はほとんどないようです。

 

こだわりのハンドソーンウェルテッド製法

ジャランスリウァヤの靴を語る上で外せないのが「ハンドソーンウェルテッド製法」。これはイギリスの靴やアメリカの紳士靴でよく用いられている「グッドイヤーウェルト製法」の元となっている製法で、どちらもソール交換が可能な作り方です。「グッドイヤーウェルト製法」では機械でソールを縫い付けるのに対し、「ハンドソーンウェルテッド製法」はほぼ手作業で縫い付けていき、最後だけ機械を使用します。「ハンドソーン」は手縫いという意味で、言ってみれば昔ながらの製法。機械ではできない柔軟性のある仕上がりになるのが特徴ですが、その分手間と時間がかかっていること、職人技であることに所以して、一般的には高価になる製法です。
そんな高品質な靴を手の届く価格で提供していることが、ジャランスリウァヤのすごいところなんです。

 

愛用モデル

ここからは、ねこすけ夫の所有する革靴をご紹介していきます。

  • 品名:JS PENNY LOAFER NV
  • 品番:3131-499-0676
  • green label relaxing別注モデル
  • LAST:18045

green label relaxing別注モデル、ネイビーのローファーです。現在は売り切れとなっているようです。写真だとネイビーだとわかりやすいのですが、履いて少し離れて見た時はもう少し暗く、黒っぽい印象を受けます。

 

インソール部分には手書きっぽい文字が見えます。なんだかここだけ見ても味があっていいですね。

 

履き心地は?

革靴の履き初めは毎度のことですが、硬いそうです。数回履いたくらいだと、まだ遠出は怖い様子(「痛い、もう無理!」と思ったときに早く家に帰れるように遠出はしない)。特に靴擦れしやすいかかと部分には、先に絆創膏を貼ってから履いているようです(笑)。履く人の足の形にもよると思いますが、ねこすけ夫の場合は左右の足のサイズが少し違い、大きい方の足はよく当たるので、小指なども特に痛くなりやすいようです。「修行だ!」と言って履いています。

履き初めはインソールの沈み込みもないし、革はいずれ伸びるので、自分の形に伸びたらぐんと履きやすくなるはず。大切に履き込んでいくことが大事ですね。

 

コーディネートは?

前出の通り、近付いて見るとネイビーとわかるのですが、離れてみると割と暗めのネイビーです。色合い的には黒の代わりとして使える&黒よりも少し明るくこなれて見えるイメージです。ブラウン系の革靴がカジュアルに見えるのに対して、このネイビーは黒に近い分、きちんと感が残る気がします。

また、自分はブラウン系がなんとなく合わないかも?と思っていたブルベさん(ブルベ=ブルーベース。肌の色が黄みよりもピンクっぽい人)にぜひチャレンジしてみてほしいカラーです。

しっかり主張する色なので、黒やネイビーのパンツと合わせると馴染みがよくまとまります。ねこすけ夫は今のところ黒パンツと合わせていることが多いです。黒よりも明るいので、爽やかなホワイトのデニムにも合いそう。カジュアルでいきたい日はストレートデニムに合わせるのもおすすめです。レースアップシューズよりもカジュアルな雰囲気で、ネイビー同士きれいにまとまります。ソックスを見せるとさらに抜け感がアップしますよ。

 

まとめ

ジャランスリウァヤのgreen label relaxing別注モデル、ネイビーのローファーをご紹介しました。

 

ちなみに、ジャランスリウァヤのストレートチップについて以前ちゃんベーさんが書かれています。経年変化の様子や、よりおしゃれに履く方法などが書かれていますので、ぜひ読んでみてくださいね!

この記事を書いた人
ねこすけ

関東在住、会社員。
ブーツ、革小物、眼鏡、ヴィンテージの服や家具が好き。
無印良品の木の家に住んでいます。Instagramでは家や日々の暮らしについて発信中。

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