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オールデンのVチップ(54321)コードバンを購入レビュー。サイズ感や履き心地は!?

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私事ですが約1ヵ月後に誕生日を迎えるので、ちょっと早いですが自分への誕生日プレゼントという事でゴールデンウィーク中に1884年にアメリカで創業した革靴ブランド「Alden(オールデン)」の54321と呼ばれるモデルを購入してきました。

 

購入したオールデンの革靴はVチップと呼ばれる形状で、オールデンの中でも比較的スリムでしゅっとしたデザインとなっています。今回は革靴のディテールについてだけでなく履き心地やサイズ感についても触れていこうと思います。

 

 

どこで購入したのか?

今の時代インターネットで購入する事や個人輸入などで関税をかけずに安く購入する方法など実店舗に足を運ぶことなく商品が購入できる便利な時代になりましたが、事革靴の購入に関しては実店舗へ足を運びプロの方に計測していただいて革靴の特性なども考慮して購入することを私は推奨しています。

 

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  • ラコタハウス 青山店
  • 東京都港区南青山6-12-14 NOA 南青山 1F

 

今まで馬のお尻の革(コードバン)を使用した革靴を所持していなかったので、アメリカの最高峰シューズブランド「オールデン」の革靴を東京の青山に店舗を構える「ラコタハウス」へ観に行ってきました。

 

アメリカの革靴ブランド「オールデン」の輸入総代理店「ラコタ」が運営する革製品を取り扱うショップが「ラコタハウス」です。スタッフの知識が豊富なので、はじめてオールデンの革靴を購入される場合は非常におすすめです。

 

 

購入したオールデンの革靴は!?

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  • ブランド : ALDEN(オールデン)
  • モデル : 54321
  • サイズ : US7
  • ワイズ : D
  • ラスト : モディファイドラスト
  • 革  :  ホーウィン社シェルコードバン
  • カラー : 8(バーガンディー)
  • 価格 : 124,000円(+税)

 

人生初のコードバン革靴はオールデンのVチップと呼ばれる「54321」というモデルを購入しました。最後までプレーントゥの「990」と悩みましたが、コードバンモデルが売り切れだったのとアメリカ色が強いデザインだったので、バーガンディー色の54321に決めました。

 

オールデン(54321)のディテールについて

私が購入したオールデンのVチップ(54321)の細かなディテールについて触れていこうと思います。

 

トゥ(つま先)の形について

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トゥ(つま先)のモカシン縫いが「V」字に似ている事から、Vチップと呼ばれるようになりました。縦に縫い目が入っていない形状は「Uチップ」と呼ばれます。代表的なUチップの革靴はパラブーツのシャンボードなどが挙げられます。

 

Vチップはやや先端が少し尖ったシャープな形状をしているので、個人的にはジャケットスタイルなどフォーマルな服装にも映えるのではないかと思っています。

 

ラスト(木型)について

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オールデンのVチップにはモディファイドラストが採用されており、写真を見ていただくと分かると思いますが土踏まずの部分が極端に絞ってあるのが特徴的です。

 

土踏まず部分が、くの字にくびれている事によって土踏まずをぐっと押し上げてぎゅっと足に吸い付くようなフィット感を得る事が出来ます。このアーチサポートによって長時間履いていても疲れ辛い革靴となっています。

 

カラー8のシェルコードバン

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オールデンの革靴を購入する時は、「カラー8」や「#8(ナンバーエイト)」と呼ばれることもあるオールデンを代表するダークバーガンディーにしようと前から決めていました。

 

赤みの強い色味やブラウンに近い色味など個体差がある色でもあるダークバーガンディ(#8)の経年変化に惹かれてこの色にしました。メンテナンスの仕方によって色味が違ってくるのでどんな色味に育てていくかもこの革靴の醍醐味でもあります。ホーウィン社のシェルコードバンを使用しているので、カーフにはない経年変化にも今後期待したいです。

 

購入レビュー

トゥスチール取り付け・皺入れの儀式・プレメンテを行った後、数日履いた感想をお伝えしていこうと思います。履き始めに行った手入れ等はまたの機会に記事にしようと思います。

 

サイズ感や履き心地について

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オールデンのVチップは、モディファイドラストを採用しているので土踏まずがしっかりサポートされておりつま先に1~2cm程度のゆとりがあるフィッティングを推奨しています。私は普段革靴は後から多少革が伸びる事を考慮して「25」や「UK6」などピタピタなサイズを履いていますが、オールデンのVチップの場合は「US7」を購入しました。

 

サイズ「US7」を購入し履いてみた感じは、つま先には多少のゆとりがありますが土踏まずがサポートされているので歩いていて抜けるような事はなくどこかに当たって足が痛くなるということもありません。正直革靴を履いていてこんなに履きやすいと思ったのは初めてなくらい歩きやすいラストです。まるでニューバランスのスニーカーを履いてるような感覚です。(笑)

 

革靴の特性上履いているうちに甲が反り返っていき履き皺が生まれますが、ピタピタなサイズで履くよりつま先に多少ゆとりがあるサイズで履きこんだ方が綺麗な履き皺が入るので、つま先に1~2cm程度ゆとりがあるサイズで購入することをおすすめします。

 

革靴の作りについて

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普段イギリス革靴や国産革靴などを履いているので余計に感じてしまうのかもしれませんが、オールデンの革靴は作りが多少雑に思えます。上の写真のように、ウェルト部分の縫いが多少雑であったり塗料が内側などに付着していたりと良く言うと武骨でおおらかな作りとなっています。

 

ただ、オールデンが人気な理由は多少作りは雑でもそれを凌ぐほど良いコードバンの革を使用しているからだと思います。革の宝石と称されるホーウィン社のシェルコードバンを使用した革靴の光沢や経年変化は革靴好きなら誰しも憧れるのではないでしょうか。

 

まとめ

オールデンVチップ(54321)の第一印象

  • 良くも悪くも「The・アメリカ」な武骨な作り
  • モディファイドラストのアーチサポートによってスニーカー並みの歩き易さ
  • カラー8(ダークバーガンディー)が思っていたより色が暗めな印象

 

オールデンのVチップ(54321)を紹介させていただきました。ちょっと早いですが30歳の誕生日と言う節目に、前から気になっていたオールデンのコードバンの革靴を購入しました。コードバンの革靴は私自身初めて履くのでメンテナンスなどは色々と試行錯誤を繰り返しながら一生かけて履いこうと思っているので、今後も経年変化の様子やメンテナンスの仕方など発信していければと思います。