クロケット&ジョーンズのブーツ「コニストン」購入レビューとサイズ感

革靴

2022年は大型バイクの購入を考えているので、バイク乗るならブーツ履かなきゃなと思い年末に服と革靴の断捨離を行った際の売却益が出たので、前々から気になっていたクロケット&ジョーンズの「CONISTON(コニストン)」を購入して参りました。

 

1月の頭に購入しましたが、仕事が忙しく紹介が遅くなってしまいました。イギリスのブーツはシルエットが美しくキレイ目な仕上がりなので、ブーツに取っつきにくい方やこれからブーツを購入しようと思っている方でも取り入れやすいデザインとなっています。

そんなイギリスのシューメーカー「Crockett & Jones(クロケット&ジョーンズ)」のカントリーブーツを購入レビューしていこうと思います。

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Crockett & Jones(クロケット&ジョーンズ)とは?

Crockett & Jones(クロケット&ジョーンズ)は1879年にイギリスのノーザンプトンで、ジェームズ・クロケットとその義兄弟であるチャールズ・ジョーンズの2人によって創設されたブランドです。創業から今日に至るまで140年以上の長い歴史があり、世界で最も多くラスト(木型)を保有している革靴メーカーとしても有名です。

 

カントリーブーツ「CONISTON(コニストン)」

ブランドCrockett & Jones
モデルCONISTON
DARK BROWN
素材Scotch Grain leather
ソールDainite sole
ラスト325
サイズ
ワイズE

こちらがクロケット&ジョーンズの定番カントリーブーツ「コニストン」です。よく同じイギリスのブランド「トリッカーズ」のカントリーブーツと比較されることが多いです。

当ブログのライター「ねこすけさん」がトリッカーズのカントリーブーツ「ストウ(モールトン)」を所有しており、そちらも迷いましたがブローグと呼ばれる穴飾りのないシンプルなデザインが合わせやすそうだと思いクロケット&ジョーンズのコニストンを選びました。

 

ブーツの後ろ姿はくびれていてとても色気があります。男臭かったり武骨なブーツが似合わない私でも無理なく足元に合わせられそうな細身でシュッとしたシルエットがこのブーツを購入に至ったポイントでもあります。

 

カントリーブーツは狩りやアウトドアに履く用途で用いられ、トリッカーズのモールトンなどに代表されるようにブローグと呼ばれる穴飾りが入ったデザインが有名です。コニストンはカントリーブーツのカテゴリーに当たるようですが、トゥはブローグなどは無くシンプルなストレートチップの形をしているので様々なシーンで履くことができるブーツとなっています。

 

コニストンはグッドイヤーウェルト製法で作られています。グッドイヤーウェルト製法はイギリスのノーザンプトンでよく用いられる製法で、ウェルト(細革)とインサイドソールに付けられたリブでアッパーとライニングを挟み込んで縫う事によってソールの張り替えが簡単に出来るので、何度でもソールの張り替えする事ができ、ブーツを永く使うことができることが魅力です。

 

カギホック仕様の編み上げブーツ

コニストンは紐を通す穴の5番目以降からはカギホックが付いており紐をフックに引っ掛ける仕様になっています。紐を穴に通す事無く引っ掛けるだけなので、着脱や締め具合の調節がし易い事がメリットでもあります。

 

ソールはダイナイトソール

コニストンはカントリーブーツというカテゴリーに属するのでブーツの底(ソール)はダイナイト社製のラバーソールが使われており、悪路の歩行や悪天候にも対応できるブーツとなっています。

レザーソールだと雨の日に履く事に抵抗がありますが、ダイナイトソールであれば気にせずガシガシ履くことができるのも魅力的です。

 

革はグレインレザーを使用

コニストンのブーツにはスコッチグレインレザーと呼ばれる革の表面に不規則な皺模様が入った革が使われています。(シボ革などとも呼ぶことがあります。)

コニストンのアッパーに使われているスコッチグレインレザーは、革以外の素材ではあまり見ないので足元にさりげない存在感や他人との差別化を図る事が出来ます。

スコッチグレインレザーは傷や汚れが目立ちにくい事がメリットでもあります。

 

サイズ感や履き心地について

参考までに私の足を計測した数値を公表しておきます。クロケット&ジョーンズのコニストンはサイズUK6(日本サイズは25cm)で購入しました。ただ、クロケット&ジョーンズは世界で一番多くラスト(木型)を保有しているメーカーなので、ラストによってサイズ感が若干異なるので注意が必要です。

クロケット&ジョーンズのラスト325

出典:https://www.tradingpost-online.jp/c/crockettandjones_last

こちらがクロケット&ジョーンズのラスト(木型)を紹介した表になります。コニストンはラスト325を使用しており、甲高・幅広であることが分かります。ちなみに私はクロケット&ジョーンズのオードリー3(ラスト325)という革靴も所有していますが、2つのラストを比べてみるとオードリー3の方が甲が低く幅が狭いという事になります。

 

コニストンもオードリー3もUK6で購入しましたが、コニストンはややゆとりがあるかなといったフィッティングです。同じサイズでもラストによって若干履き心地が変わるので、不安な方は必ず試着してからの購入をおすすめします。

 

履き心地は?

サイズはUK6を購入しましたがきつくもなく緩くもないちょうどいいサイズ感です。あとハーフサイズ下げても履けない事はなさそうですが、着脱が大変になりそうなのでUK6で良かったと思います。

ブーツには苦い思い出があり、履き始めは革が硬く足が痛くなることがありましたが、このコニストンは革が柔らかいので履き下ろした初日からストレスなく履けました。

 

まとめ

クロケット&ジョーンズのカントリーブーツ「コニストン」の購入レビューとサイズ感について紹介させていただきました。

スコッチグレインレザー(シボ革)の靴は初めてなので、今後どんな経年変化をしていくかが非常に楽しみでもあります。経年変化についての記事はこちらです。

この記事を書いた人
ちゃんべー

デニム・革靴・革小物など経年変化するアイテムの紹介に特化したファッションブログ「経年変化を嗜む」を運営する、北関東在住の30代会社員です。
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経年変化を嗜む

コメント

  1. だっち より:

    無骨すぎないカッコいいブーツですねー。デニムだけでなく少しドレス寄りのパンツとも合いそう。経年変化も楽しみです。

    • だっちさん

      コメントありがとうございます。

      レッドウィングなんかも履いてみましたが、
      自分のファッションに合うブーツは細身でシュっとしたシルエットだと自覚しました。

      車の納車楽しみですね!

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