昨年2月に購入したイギリスの革靴ブランド「Sanders(サンダース)」のMilitary Derby Shoes(ミリタリーダービーシューズ)が購入してから1年が経過しました。
思えばこの革靴を買ったときにふと革靴の経年変化を記事にしたら面白いんじゃないかと思ってこのブログをはじめました。そんなブログを始めるきっかけとなった思い入れのある革靴が履き込み開始から1年経ったので、経年変化の様子をお伝えしていこうと思います。
購入当時の「Sanders(サンダース)」の革靴

ややカジュアル寄りの革靴を探しており、フランスの革靴「Paraboots(パラブーツ)」のシャンボードやアヴィニョンとイギリスの革靴「Sanders(サンダース)」のミリタリーダービーシューズで迷っており、他人と被りたくなったのとミリタリー系の古着と合わせる事を考えてパラブーツではなくサンダースの革靴を購入しました。
ちょうど1年前の2月頭に購入し下ろしたてのMilitary Derby Shoes(ミリタリーダービーシューズ)ですが、甲の部分には履きジワは全く入っておらず、革も今ほど柔らかくなっておらず履きはじめは硬く足に馴染むまでに多少時間がかかりました。
履き込み開始から1年経過した「Sanders(サンダース)」の革靴

トゥが細くなっている比較的フォーマル寄りな革靴にデニムを合わせるのは個人的に好きでは無く合わせたりしませんが、ミリタリーダービーシューズはトゥが丸みを帯びているのでデニムなどのカジュアルなパンツとも相性がいいです。細身のパンツより太めのデニムパンツやミリタリー系のトラウザーズに合わせる事が多いです。
甲の履きジワ
ミリタリーダービーシューズで特徴的なデザインは、キャップトゥ(つま先)に入った3本のステッチです。一見シンプルな革靴ですが、キャップトゥのデザインに捻りが加えられているところもこの革靴の人気の所以でもあります。
革靴の左右で履きジワの入り方が若干違っています。足の大きさであったり、歩き方の癖などで左右非対称になってしまうのでしょうか。この履きジワから革靴にひび割れが起こらないように、革靴へ過度な負担をかけない為に1日履いたら必ずシューツリーを入れて保管するようにしています。
ソール部分について
ミリタリーダービーシューズのソールはITSHIDE社製のコマンドソールとなっており、雨の侵入が防げるだけではなく非常に頑丈な作りとなっています。1年履き込んできましたがソールは全然減っていません。
私が履いている他の革靴などは歩き方の癖でかかとの右側が削れてしまいますが、ミリタリーダービーシューズはさほど削れていません。軍に供給していたブランドという事もあって非常に丈夫で堅牢であることが伺えます。もしソールが減ってきてしまってもソールだけ交換することもできるので、適度に手入れを行ってあげれば長く履くことができる革靴です。
メンテナンスの頻度について
ミリタリーダービーシューズはポリッシュドレザーと呼ばれるカーフレザーに樹脂加工を施した革を使っており、埃をブラシで掃ってあげて乾いた布で吹き上げるだけで新品の時の輝きを放つのでクリームなどを使ったメンテナンスはほぼしなくて大丈夫です。私は1年間でクリームと使ったメンテナンスは2回だけしか行っていませんが、十分に新品の時のような艶が出ています。
基本的にメンテナンスは必要ありませんが、私はコロニルのシュプリームクリームを塗っています。後々履きジワ部分からひび割れが起きないようにするために履きジワの所には入念にクリームを塗りました。
まとめ
購入から1年経過した「Sanders(サンダース)」の「Military Derby Shoes(ミリタリーダービーシューズ)」の経年変化の様子をお伝えいたしました。
最近ミリタリーダービーシューズを履くシーンとしては、デニムにスニーカーを合わせると子供っぽくなってしまう時などに、サンダースの革靴を合わせるとほどよくコーデを格上げしてくれるので非常に重宝しています。手入れもほとんどいらないのでめんどくさがり屋の人におすすめしたいアイテムです。
コメント
ちゃんべーさん、こんばんは。
ミリタリーダービー、正に「実用」って感じですごくカッコイイですよね。タフな革靴が1足あると重宝しますね!私もいつかミリタリーダービー欲しいです。
チキンさん
こんにちは
コメントありがとうございます。
カジュアル寄りな革靴って1足あると重宝します。
チキンさんが所有しているウェストン180
めちゃくちゃ欲しくて自分の誕生日に買おうか迷っています。