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トリッカーズのストウ(モールトン)の履き心地や経年変化について

革靴

秋深くなってきましたね。1年で一番ブーツが履きたい季節ですね。秋って本当に革のブーツが似合います。紅葉の色と革の色。

この組み合わせは日本だから楽しめる風物詩かもしれません。

…とはいえ私の近所は紅葉が始まったばかり。

秋の深まりを感じつつ、今回は私の推しブーツ「トリッカーズのストウ(モールトン)」が購入から約3年経過したので履き心地や経年変化の様子をご紹介します。

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Tricker’s(トリッカーズ)について

今回紹介するトリッカーズのカントリーブーツを紹介する前に、ブランドや製法について触れていこうと思います。

Tricker’s(トリッカーズ)とは?

ご存じの方も多いと思いますが、トリッカーズは1829年創業、イングランド最古の靴メーカーです。

なんと…もうすぐ200年ですね。ちなみに、このころ日本は江戸時代、葛飾北斎や歌川広重が活躍していたころになります。

出典:http://www.trickers-store.jp/history/

こちらが創業者のジョセフ・トリッカー氏です。氏の一族により、現在まで歴史が続いています。

イングランド中部にあるノーサンプトンは製靴業の聖地として知られており、トリッカーズの靴は創業時から現在まで、すべてノーサンプトンの工場で作られています。

1894年にトリッカー氏の息子ウォルター・ジェームス・バールトロップがわずか7歳で作ったブーツが現在のカントリーブーツ(今回ご紹介するもの)の原型となっているそうです。

1900年代になると「グッドイヤーウェルト製法」の機械が導入され、それまで手縫いで作られてきたものを機械の力を使いながら作ることができるようになりました。それから100年以上を経た今も、製法や理念は大切に受け継がれています。

2019年には青山に日本初の店舗がオープンしていますが、この青山店、実は「世界で」2店舗目。1925年のロンドン・ジャーミンストリート店、いわゆる本店以来の出店なのです。

日本でトリッカーズが愛されていることの表れですね。

 

グッドイヤーウェルト製法

先ほど機械化について触れたグッドイヤーウェルト製法とは、アッパー・コバ・アウトソールの縫い付けの製法のことです。イギリスのノーサンプトンはじめ、アメリカの紳士靴でも用いられています。

グッドイヤーウェルト製法は、ソール交換がしやすい製法であり「メンテナンスをしながら長く履ける」ことにつながっています。

製造工程が複雑で、使われる部品も多く、完成品にはずっしりとした重さが出ます。中にコルクが詰められているため吸湿性とクッション性があり、履くほどに靴が足の形にフィットしていきます。

 

愛用品の履き心地について

今回は、トリッカーズのカントリーブーツの代名詞的な存在でもある「ストウ(モールトン)」について紹介していこうと思います。

L5180について

ブランド Tricker’s
品番 L5180
モデル STOW(MALTON)
カラー ACON

トリッカーズの代名詞とも言える形と色ではないでしょうか。MALTON(モールトン)ともSTOW(ストウ)とも言うようですが、モールトンの方がよく聞くかもしれません。

モールトンとストウの呼び方の違いは、元々シーシェイドカラーで作られたものを「MALTON(モールトン)」、その他のカラーを「STOW(ストウ)」と呼んでいましたが、様々な紆余曲折があり今ではメーカーでも区別していないようです。

品番の頭の「L」はレディースのL。メンズ用の型はMで始まります。レディース用はメンズに比べてウィズ(幅)が狭くすっきりとした形をしています。

色は黄色みが強く、茶色というよりも山吹色か黄土色のような色です。メダリオンが一番よく見えるのがこの色ではないかと思います。

 

ブーツの内側には油性マジック(?)で番号が書かれています。手書きで品番やサイズが書かれているのですが、これがなんとも味があるのです。数字の書き方に温かみを感じます。

遠い土地でこの靴を作った職人さんが書いた文字…なんだかロマンがありませんか?

1足1足大切に作られているんだなぁと実感します。

 

硬め。重め。しっかりホールド。

最初に持った時に「重い…」と思いました。やはり革靴ならではの重さはあります。履かない時はシューツリーを入れて保管していますが、シューツリーを入れると余計にずっしり重たいなと感じます(笑)

また革が厚くて硬く、履くとしっかりと足を固定されている感覚があります。古着屋さんでほぼ新品のものを購入したのですが、3年経った今でも革はまだまだ硬いです。硬くても足が痛いわけではないので、十分普段使いできます。

 

購入後3年での経年変化について

トリッカーズのカントリーブーツが購入から3年経過したので、経年変化の様子をお伝えしていきます。

Before

出典:https://item.rakuten.co.jp/facetoface/trickers-l5180-acon/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_109_1_10000237&rafct=i_1

新品はこのような感じで、ソールもレザーになっています。

余談ですが、レザーソールは床との相性によって滑りやすいときがあります。駅ナカやお店でつるっと滑る時があるので、滑るなと感じたらちょっと気を付けながら歩くようにしています。

 

After

購入から約3年での変化を見ていきます。なお、写真撮影時と保管時はシューツリーを入れています。ブーツキーパーは入れていません。

うっすら履きジワができていますね。このくらい近づくとわかりますが、履いている時は正直わかりません。

ガサガサしていて、色も抜け、メンテナンスしていない感が出ていますね…恥ずかしい。

もうそろそろお手入れしよう…。

履きジワが見えます。特に足首のところがしっかり目にシワがついてきました。

履いている時は気が付かなかったのですが、くるぶしのあたり、たわみが目立ってきました。かかとのあたりの擦れ跡も少し見えますね。

メンテナンスやお手入れについて

メンテナンスは、ニュートラルのシュークリームを使用していて、まだ色を入れたことはありません。靴のお手入れはまだまだ試行錯誤中です。

また、基本的に雨の日は履かないのですが、念のため防水スプレーをしています。

 

まとめ

今回写真を撮ったことで「メンテナンスしないと」という気持ちになりました。

特にコバとソールのあたり…。

 

実はかわいくて、レディースコーデに合わせやすいトリッカーズ。秋はもちろん春先にも使いやすい色と形です。

スカートに合わせてもパンツに合わせても十分な存在感が出るので、トリッカーズメインでコーディネートを考える日もあります。

長く使える&経年変化を楽しめる定番靴として、おすすめです。

ストウ(モールトン)レディース用

ストウ(モールトン)メンズ用

この記事を書いた人
ねこすけ

東京在住、会社員。
ブーツ、革小物、眼鏡、ヴィンテージの服や家具が好き。
ものと一緒に成長していく感覚を大切にしています。

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