昨年の5月末にスコットランドの革製品ブランド「GLENROYAL(グレンロイヤル)」のマネークリップを購入しました。
使い始めてから約1年が経過したので、グレンロイヤルのマネークリップの経年変化の様子をお伝えしていこうと思います。
使用状況や手入れの方法について
グレンロイヤルのマネークリップはほぼ毎日持ち歩いており、仕事の日は基本的に鞄の中で保管し、休日などはボトムスの後ろポケットに入れて持ち歩いているので割と過保護に使用しています。
普段のお手入れについてですが、革靴などと違って基本的に革の財布は手に触れるアイテムなので、手の油分によって保革されるので頻繁に手入れしなくても革の質感を維持することができます。
私の場合は4~5ヵ月に1回程度下記の流れで手入れを行っています。
- 馬毛ブラシでブラッシングし埃を落とす
- ブライドルレザー用クリーム(ダビン)を塗り込む
- 革へ油分を浸透させるため半日寝かせる
- 豚毛ブラシでブラッシングを行い油分を擦り込ませる
- グローブクロスなどで仕上げ磨きを行う
この流れでマネークリップの手入れを行っています。ブライドルレザー用のクリームは多く塗るとベトベトしてしまうので、少量を手に取り薄く延ばすように塗っていくようにしています。
グレンロイヤルのマネークリップ1年経過した経年変化について
購入時
約1年経過
比較する為に購入時に撮った画像と最近撮影した画像を並べています。後ろポケットに入れて持ち歩くこともあるので、座った際に財布へテンションがかかり全体的に丸みを帯びてきたような気がします。
引っ掻いたようなちょっとした傷などであればブライドルレザー用のクリームなどを傷の箇所に塗れば目立たなくなりますが、上の写真の様な財布中央の引っ搔き傷は深く付いてしまっていたのかブライドルレザー用クリームを傷の箇所に多めに塗布しましたが、傷が目立ち辛くなることはありましたがうっすらと残ってしまいました。まあアジだと思って納得してます。(笑)
購入時
約1年経過
マネークリップの裏側の写真になります。グレンロイヤルのマネークリップで一番好きな箇所を挙げろと言われたら、このマネークリップの裏側の面が個人的に気に入っている箇所です。
カードを入れているので、カードの形に革が変わっている様子が個人的には一番そそられる経年変化ポイントです。購入時と比べて大幅に経年変化が進んだ箇所となっています。
購入時
約1年経過
グレンロイヤルのマネークリップは小銭を入れるコインポケットが付いているのも使い勝手のいいポイントです。カードポケットの箇所は、購入時は切り込みが入ったようになっていましたがカードを出し入れするので丸みを帯びてきました。
購入時
約1年経過
カードやお札などを入れるマネークリップの内側の画像になります。購入当初は革の内側に浸み込んだ蝋が表面に出て白い粉(ブルーム)が出ていましたが、使用から1年も経過すると表面にブルームは出てこなくなりました。他の箇所と比べると購入時と比べて経年変化はあまり進行していない箇所になっています。
左側に付いている小さなポケットがレシートや引換券など入れるのにちょうど良いサイズで個人的に重宝しているディテールです。
まとめ
購入から1年が経過したグレンロイヤルのマネークリップの経年変化の様子をお伝えさせていただきました。ブライドルレザーという非常に堅牢度の高い革を使用しているので、まだまだこれから3年5年と使い込んでいきたいと思います。
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