今日がお盆休み前最後の出勤日でしたので、明日から16日まで長いお盆休みに突入します。例年であればフェスやBBQやゴルフや飲みなどの予定でぱんぱんですが、今年のお盆休みはコロナウィルスの影響で休み中の予定は8/5にゴルフに行くくらいで他の日は家でおとなしく過ごす連休になりそうです。今年のお盆休みは家で革靴磨きに勤しみたいと思います。
さて、今回は2月に購入した「Sanders(サンダース)」の「Military Derby Shoes(ミリタリーダービーシューズ)」が購入と履き込み開始から半年が経過したので、実際に履いてみて感じたメリット・デメリットを説明していこうと思います。
メリット
- 手入れが楽
- 雨に日に染みてこない
- 太いパンツと相性が良い
- ソールが減りずらい
デメリット
- ビジネス向きではない
- 磨き甲斐はない
メリットとデメリットを箇条書きで書き出してみました。次の項目で詳しく触れていきたいと思います。
半年履いて感じたメリット
手入が楽
サンダースの革は、ポリッシュドレザーと呼ばれるカーフレザーに樹脂加工が施された革を使用しています。別名「ガラスレザー」などとも呼ばれます。カーフレザーに加工が施されているので、革に直接養分を与えてあげる必要がほとんどありません。というかコーティングされているので、革に養分が入りません。(笑)
よって、日々のメンテナンスは着用後は「馬毛ブラシ」などで埃を落とし、「シューツリー」を入れて革靴内の湿気を取り型崩れが起きないようにしてあげます。
汚れてしまったり光沢が無くなってきたと感じたら、乾いた布などで革靴全体を拭き上げてあげるだけでポリッシュドレザー特有の輝きを放ちます。
私は購入した際に、布が付いてきたので拭き上げに使っています。日々のメンテナンスはざっくりこんな感じです。非常に手入れが楽なのもサンダースの革靴の魅力でもあります。
雨の日に滲みてこない
前に記事で紹介させていただきましたが、サンダースのソールは「コマンドソール」を採用し、表面の革は「ポリッシュドレザー」ということもあり雨の侵入を上からも下からも防いでくれます。
雨に日などレザーソールの革靴で道を歩いていると滑ってしまうことがありますが、コマンドソールはソールに凹凸があり、悪路などを歩く際も滑る心配があまり無いのもおすすめなポイントです。
最近はレイマーのレインシリーズを購入したので、仕事の時は履いていませんがプライベートで雨の降る日は非常に活躍してくれる革靴です。
【RAYMAR】レイマーの革靴「レインシリーズ」購入レビュー – 経年変化を嗜む
太いパンツ・ミリタリーパンツと相性が良い

もともとサンダースは軍に配給していたとブランドということもあり、サンダースの革靴はミリタリーアイテムと相性が抜群です。私は古着の「M47パンツ」や「M52チノ」などのミリタリー系の極太のパンツに合わせています。
太いパンツなどに合わせる革靴として、通常のドレス向けの革靴を持ってくると太いパンツのボリュームに負けてしまいますが、サンダースの革靴はその武骨なフォルムのおかげで太いパンツにも負けずコーデをより引き立ててくれます。

ソールが減りずらい

半年履きこんだサンダースの革靴(写真左側)と1年半履きこんだジャランスリウァヤの革靴(写真右側)のかかとの減りを比較するために並べて写真を撮っています。
履きこみの期間に1年の差はありますがサンダースの革靴のかかとの減りの進行は、ジャランスリウァヤの革靴と比べると遅いようにです。いつもであればかかとの右側が削れてきますが、半年履いていてもほとんどかかとの減ってきていません。
サンダースの革靴のソールはコマンドソールを採用しており、非常に頑丈なソールであることが伺えます。軍に配給していた革靴メーカーということもあり、耐久性や作りはしっかりしたものになっています。
半年履いて感じたデメリット
ビジネス向きではない
当初は仕事でもプライベートでも履けることを想定して購入しましたが、トゥが丸くぽてっとしたシルエットがカジュアル感が出てしまいスーツスタイルには不釣り合いな感じがします。
どうしてもビジネスシーンでサンダースの革靴を履きたい場合は、ジャケパンスタイル(ジャケットとスラックスをセパレートしたスタイル)の時などに合わせることをおすすめします。
サンダースのミリタリーダービーシューズはスーツに合う?合わない? – 経年変化を嗜む
サンダースのミリタリーダービーシューズはミリタリーコレクションと言うサービスシューズ(軍に配給していた靴)を復刻させたラインなので、 用途がビジネスやフォーマル向きに作られた革靴ではありません。革靴を履く際は、TPOをわきまえてその場にしかるべき革靴を履くことをおすすめします。
磨き甲斐はない
これもメリットと捉えるかデメリットと捉えるかは個人の問題だと思いますが、ポリッシュドレザーで加工が施されているので磨くことがほとんどありません。なので、靴磨き等を嗜んでいる方や楽しみにしている方からすると多少物足りなさを感じる革靴かもしれません。
私は革靴を多く持っているので、こういった手入れが楽な革靴が1足くらいはあってもいいかなと思っています。(笑)
まとめ
サンダースのミリタリーダービーシューズを半年履いて感じたメリット。デメリットを紹介していきました。外羽根式の革靴は1足持っておいて損はないアイテムです。個人的にはドクターマーチンの上位互換のような位置づけのアイテムです。他人と被りたくない方や大人の男性が履いてかっこいい革靴をお探しの方におすすめしたいです。
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