革靴が好きでスーツで仕事をされてる方の多くは、雨の日に仕事へ行くのが億劫だと思います。私も雨に日に革靴を履いて仕事へ行くのが抵抗があります。
雨は革靴にとって天敵であるからです!
しかし、そんな雨の日でも気にせずガンガン履ける革靴がイギリスの「SANDERS(サンダース)」の「Military Derby Shoe(ミリタリーダービーシューズ)」です。
このサンダースという革靴は本当に雨に強い革靴なのか、ブランドの詳細や革靴の特徴に触れ実際に履いた感想などを紹介していきます。
SANDERS(サンダース)とは?

SANDERS(サンダース)とは、イギリスの靴職人を多く輩出してきたノーザンプトンという地域で修業を積んだウィリアム・サンダースとトーマス・サンダース兄弟によって、1873年に設立された英国の老舗革靴ブランドです。
イギリス国防総省(MOD)向けにサービスシューズを供給している革靴のほとんどがサンダース社製のものになっていることや警察や消防などの官給品もサンダース社が手掛けており、英国のお墨付きをもらっている信頼度の高いブランドです。
ロイヤルワラント(英国王室御用達)
このサンダースのミリタリーコレクションは、英国王室御用達の称号をいただいており、かかとの部分にロイヤルワラントと呼ばれる印が刻まれています。イギリス王室御用達を頂いているのは、サンダースのほかにあのオイルドジャケットで有名なバブアーも授かっています。
サンダース ミリタリーダービーシューズ
- ブランド / SANDERS MILITARY COLLECTION
- 素材 / ポリッシュドレザー
- 製法 / グッドイヤーウェルト製法
- 型番 / 1128B
- カラー / Black
- サイズ / 6
- ソール / Itshide Studded Rubber/Block Heel
- 価格 / 46,000(+税)
こちらが購入したサンダースのミリタリーダービーシューズです。「バブアー」や「ジョンスメドレー」などイギリス発祥のブランドを多く所有していますが、何だかんだでイギリスの革靴は初めての購入になります。
サンダースの防水性能について
サンダースの防水瀬能について触れていこうと思います。
先日1日中雨が降る日に、レザーソールの革靴「ジャランスリウァヤ」を履いて仕事をしていました。ところが、夕方になる頃には靴下が湿ってきて履いてるのが気持ち悪くなってきました。おそらく革底がレザーなので雨などの水分を吸ってしまい、革靴内に雨が侵入してきてしまった為ではないかと思われます。
そこで、前回の反省を踏まえて1日中雨の予報の日に今度はサンダースのミリタリーダービーシューズを履いて仕事に行くことにしました。

仕事しながら撮った写真です。傘を差してましたが、革靴には水滴が乗りスラックスにまで雨がかかってしまい湿っているのが写真でも分かると思います。
しかし、夕方になる頃になっても革靴内が湿ってくる感じはしません。もちろん靴下も湿ってきてないです。
営業所に戻ってきて乾いた布で水滴を拭き取ってあげました。革に水分が残っている感じもなく、革靴内も湿っておらず快適に履くことができました。サンダースのミリタリーダービーシューズは雨の日に履いても、雨の侵入が防げる事が証明されました。
サンダースの革靴には、雨や悪天候にも負けない特徴があるので触れていこうと思います。
ポリッシュドレザー
サンダースの革靴は表面にポリッシュドレザーという、コードバンの質感に近い輝きを出すために作られた革を使用しています。ポリッシュドレザーは、生後6ヶ月以内の仔牛のキメが細かく上質なカーフレザーの表面に樹脂を薄く塗り、丁寧に磨き上げることで上品で美しい光沢になります。
本来革製品は、雨や水分が付着する事はタブーとされており雨に濡れる事で表面に染みができてしまい、革に負担をかけお手入れに手間と時間をかける事になります。しかしサンダースの革靴表面に薄い樹脂をコーティングしているため、非常に高い耐水性があります。
コマンドソール
サンダースのソールはレザーソールではなくコマンドソールというイギリス軍が使用していた丈夫で耐水性のあるソールを使用しています。(イギリスのメーカー、ITSHIDE社のコマンドソールを採用)
コマンドソールの為、レザーソールと違い雨の侵入を防ぐ防水の役割も兼ね備えています。
まとめ
表面とソール部分に徹底した防水の技術を終結した事によって、雨や雪など環境が悪い中でも気にせず履きこんでいける革靴です。
このサンダースのミリタリーダービーシューズのおかげで雨の日の通勤も億劫ではなくなりました。雨用の革靴をお探しの方はぜひ検討されてはいかがでしょうか。
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