朝晩はまだ寒いですが、日中は半袖でも過ごせるくらい気温も上がってきました。そろそろサンダルを履きだしてもいい季節に突入するのではないでしょうか。
昨年サンダル界のロールスロイスとも言われているユッタニューマンのレザーサンダルを購入しました。カジュアルな印象が強いサンダルですが、ほぼすべての面に惜しみなく革が使用されておりとても上品な仕上がりとなっています。
今シーズンも履き下ろす前に手入れを行っていこうと思います。私が実際に行ったレザーサンダルの手入れ方法に付いて紹介させていただきますので、参考になれば幸いです。
レザーサンダルの手入れの必要性について
レザーサンダルとは、甲のストラップや親指のサムホールに革(レザー)が使われているサンダルの事を指します。サンダルは非常にカジュアルなアイテムに分類されますが、サンダルのパーツに革が使われる事によって、通常のサンダルと比べて上品な雰囲気を出す事ができるのでこれからの時期に人気なアイテムとなっています。レザーは非常に耐久性に優れた素材なので、適切な手入れを行う事で永く使い込む事が出来るのも魅力です。
そんなレザーサンダルは、パーツに革が使われているのできちんとした方法で水洗いなど行わないとシミや劣化に繋がると言われている為、基本的には水洗いは行うべきではありません。ところが何年とサンダルを履いていると衛生的にもよろしくは無いので、適切な手入れが必要になってきます。
レザーサンダルの手入れの仕方は?
昨年ユッタニューマンというブランドのレザーサンダルを購入し、これからの季節に向けて手入れを行ったので、私がユッタニューマンのレザーサンダルに行った手入れの方法をご紹介させていただきます。
ユッタニューマンのレザーサンダルを手入れ

汚くて申し訳ございません
手入れする前のユッタニューマン「ALICE(アリス)」です。昨年履き込んで手入れせずにそのまま下駄箱で眠っていたので、だいぶ汚れてしまっています。(ほんと汚くて申し訳ございません)
今回はこちらのレザーサンダルを手入れしていこうと思います。甲のストラップ・親指のサムホール・足の裏が接する面に革が使用されているので、非常に手入れし甲斐があるサンダルです。
ステインリムーバーで汚れ落とし
まずはレザーサンダルの汚れを落とすために「ステインリムーバー」を使用していきます。ステインリムーバーを使用する際は、革に直接塗るのではなく布に付けて革の汚れを落とすように拭いていきます。革靴などを磨く際もステインリムーバーで汚れ落としてからクリームを塗っていくので、それと同じような流れになります。
ステインリムーバーで汚れ落とした後の写真になります。足の裏が接する面が特に汚れが目立っていましたが、ステインリムーバーで拭き上げ行いだいぶ綺麗になりました。
汚れを落とすだけであればステインリムーバーだけで十分ですが、この後は革にクリームを塗り養分を与えていこうと思います。
デリケートクリームで革に栄養を補給
私はコロニルの「1909 シュプリームクリーム」というデリケートクリームを使用しました。有機溶剤などが入っておらず、色もニュートラル(無色)なので革に栄養が補給され自然な仕上がりになると思いこちらを使用しました。
私は靴を磨く時と同様に指にクリームを乗せて、レザー部分に塗り込んでいいきました。ユッタニューマンのレザーサンダルは、足の裏と接する面もラティーゴレザーと呼ばれる堅牢な革を使用しているので、ベタ付きなどが少ないコロニルのデリケートクリームを使用しました。
コロニルの1909シュプリームクリームの詳しい効果や使い方については下記の記事でまとめていますので、ご覧ください。
手入れ後どうなった?
ステインリムーバーで表面の汚れを落とし、コロニルのシュプリームクリームで革に栄養を与えてあげました。全体的に汚れていたユッタニューマンのアリスですが、手入れを行ったおかげで綺麗になり革特有の深みが増したような質感となっています。
うっすらではありますが自分の足の形をなぞる様に革の色が抜けて、革が足に馴染んできているのが写真でも見て分かると思います。履き始めは革が硬く長距離歩くと足が痛くなる事もありましたが、だんだん自分の足に馴染んできて履きやすくなりました。
まとめ
レザーサンダルの手入れ方法について、私が所有しているユッタニューマンのレザーサンダルを使用して紹介させていただきました。
サンダルのパーツに革が使われている事によって適切な手入れを行う事で永く使い込めるので、サンダルシーズン始めには手入れを行い、シーズン終わりには手入れを行ってから下駄箱にしまうようにするといいかもしれません。
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