今回はベトナム戦でアメリカ軍が着用していた軍服「ジャングルファティーグジャケット」を古着で購入したので、紹介させていただこうと思います。ジャングルファティーグジャケットは古着界隈でも非常に人気で商品も枯渇していく一方なので、年々価格も上がってるアイテムとなっています。
私自身も2~3年前からずっと探しており、なかなか自分に合うサイズが出回っておらず購入できずにいましたが最近ようやく手に入れる事が出来ました。
ジャングルファティーグジャケットに関しては、様々な方が歴史やディテールや1st~4thの違いについては説明しているので詳しくは割愛します。ネットが普及した時代なので実店舗や試着などをせずにネットで購入するというケースも増えてきているので、その際に気になるのがサイズ感だと思います。
今回はジャングルファティーグジャケットのサイズ感にフォーカスしてお伝えしていこうと思います。
ジャングルファティーグジャケットとは?
ジャングルファティーグジャケットとは、1955年から始まったベトナム戦でアメリカ軍が着用していたミリタリーウェアとなっています。ベトナムという高温多湿の環境下でも着用できるように軽くて乾きやすいコットンポプリン生地を使用した事もあり、コンバットトロピカルコートなどとも呼ばれることがあります。
リーバイスのデニムジャケットなどと同様に製造された年代によって仕様が異なり1st・2nd・3rd・4th・5thなどと呼ぶことがあります。
私が購入したジャングルファティーグジャケット
私が購入したのはジャングルファティーグジャケットの通称4thタイプです。前身にある4つのポケットが非常に印象的なデザインとなっており、ジャングルファティーグジャケットだと一目でわかるポイントでもあります。
4thタイプのディテールですが、ジャングルファティーグジャケットの1stにあった肩のエポレットも無く、前身に付いているポケットのボタンもむき出しでは無く隠し釦になっているので、ミリタリーウェア感が強くないので街着としてもおすすめなのが4thタイプのいいところでもあります。
ジャングルファティーグジャケットの1st~3rdまでは軽量で速乾性のあるコットンポプリン素材が使用されていましたが、4thタイプからリップストップ生地に変わります。リップストップ生地とは、写真の様に格子状にナイロン繊維を編み込む事によって生地が破れにくくほつれにくい加工を施した生地となっています。現代でもキャンプ用品や登山用品など、アウトドア向けのアイテムにも使われている素材となっています。
ジャングルファティーグジャケットのサイズ感について
ジャングルファティーグジャケットは、大きさがX-Small、Small、Medium、Large、X-Largeの展開でジャケットのレングス(長さ)はShort、Reguler、Longから成りこれらを組み合わせたサイズ展開となっています。例えば、大きさが「Medium」でレングスが「Reguler」だと、表記は「Medium-Reguler」になります。
私は一番小さいサイズ「X-Small」でレングスは「Short」にしたので、全サイズの中で一番小さいサイズを選びました。アメリカ規格なのでもともと日本人が着用するには大きくできているので、選ぶ際は注意が必要です。
XS-Shortの実寸は?
状態はデッドストックではなく、洗いにかけられたもので私自身でも何度か洗ってます。製造された年代や個体によってサイズはまちまちだと思いますが、参考程度に実寸を計測させていただきました。
- 袖丈 57cm
- 着丈 72cm
- 身幅 48cm
XS-Shortを着てみた感じは?
身長170cm体重60kgの私が、XS-Shortをインナーには長袖のカットソーを着ている状態で着用した着画になります。半袖・長袖のカットソーを着た状態で羽織るとちょうどいいサイズ感となっています。
ジャストサイズでシャツジャケットのように着用したい方は小さめのサイズを、ジャケットの上にハーフコートの様に着用したい方は大きめを選ぶなど、着こなし方によって雰囲気も変わってくるので個人的にはサイズ違いでもう1着購入したいです。
まとめ
古着界隈で人気なアメリカ軍のミリタリーウェア「ジャングルファティーグジャケット」のサイズ感について紹介させていただきました。年々アイテムは枯渇していく一方なので、自分の欲しいサイズが出回っていた時はすぐにでも購入すべきだと思います。
古着での購入にこだわらない方は、様々なブランドがジャングルファティーグジャケットを復刻しているのでそちらを検討されてみてもいいのではないでしょうか。
コメント