ウェブマガジンのFORZA STYLEの編集者片野さん(通称:アニキ)が全国の古着屋を巡る動画、アニ散歩。
最近YouTubeでアニ散歩をよく見てます。その影響を受け古着熱が再燃。
【アニ散歩☆町田JAM前編】帰ってきたJAM立ちリターンズ!
気温もだんだん上がってきて、春物が欲しくなる季節です。
これから古着を購入したい方、着こなしの幅を広げたい方へおすすめのアイテムを紹介していきます。
フレンチワークジャケット
このワークジャケットはフランスやドイツなどヨーロッパの国で労働者が着ていたものです。
アメリカの労働者はデニムジャケットでヨーロッパの労働者はこのワークジャケットを着て仕事をしていたとされています。
古着屋では、フレンチワークジャケットという呼び方で扱われていたため、フレンチワークジャケットという表記で紹介していきます。
フレンチワークジャケットの特徴
こちらが購入したフレンチワークジャケットです。
見てくださいよ、このバキバキな色落ちとアジ。
はじめはインクブルーの青いジャケットでしたが、ガンガン着込まれて紫色のような若干グレー色のような絶妙な色落ちをしています。
年代は詳しくは分かりませんが1960年代前後のものだと思われます。
ブルーカラー(製造業・建設業・などの生産現場の労働者を指す)という言葉の語源は、このフレンチワークジャケットを着ていたヨーロッパの労働者の事からきていると言われています。
埼玉県の大宮駅の近くにある古着屋「BANKARA」でこちらのフレンチワークジャケットを購入しました。
店内は古民家を改装したおしゃれな作りになっており、ジャンルはヨーロッパ系のワーク系やミリタリー系古着が陳列されていました。メンズ・ウィメンズ共に楽しめる売り場づくりになっています。
サイズ感について
サイズ表記は「50」
古着は個体差があるのであまりサイズ表記は当てになりませんが、だいぶ縮んでちょうど私の体にピッタリのサイズ感です。

生地について
一般的にフレンチワークジャケットの生地はコットンツイルとモールスキンが存在します。おそらく私が所有している古着で購入したフレンチワークジャケットはコットンツイルのものだと思います。
コットンツイル
コットン100%で、着心地が柔らかい生地です。モールスキンのジャケットとは違った経年変化を楽しむことができる生地です。
・モールスキン
モグラの毛皮に似ているという理由から、モールスキンと呼ばれる様になったようです。モールスキンは厚手のコットン生地で、肌触りが良く耐久性に優れた生地になっています。
古着ではありませんが当時の生地を復刻し現代の縫製で仕上げたルサンパレイユのモールスキンジャケットも所有しているので、興味ある方はこちらもご覧ください。
経年変化について
全体的に色落ちが進行しており、ペンキの汚れもアジとなっています。相当な期間と時間をかけて着込まれたワークジャケットの色落ちであることがうかがえます。
アーム部分の色落ち・アタリも綺麗にでています。デニムジャケットの色落ちとはまた違った表情が現れています。
まとめ
Tシャツの上にさらっと着ても良いですし、秋・冬などはアウターのインナーにシャツの代わりに着てもいいと思います。
古着のアイテムを一点入れる事で、こなれ感が出て着こなしの幅を広げることができます。これからの季節に持っておいて損のないアイテムです。
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