朝晩だけでなく日中も肌寒くなってきてそろそろ秋物が欲しくなる季節になってまいりました。今年の秋は、前から気になっていた「モールスキンジャケット」と「ジョンスメドレーのカーディガン」を密かに狙っています。
モールスキンジャケットは前から探していますが、古着で未使用・未洗いのデッドストックの商品を探すととても高く手が出せず、指をくわえて眺めていました。ところがつい最近、FORZA STYLEの片野さん(通称:アニキ)が古着ではなく当時のディテールや生地などを忠実に再現した別注商品を発売すると聞いて、これはいいタイミングだと思いこの度購入してきました。
購入したモールスキンジャケット
以前古着でコットンツイル生地のフレンチワークジャケットを購入しましたが、いつかデッドストック(未洗い・未着用)のモールスキン生地のフレンチワークジャケットを購入し育てていきたいと思ってたので、今年の秋はこの「Le Sans Pareil(ルサンパレイユ)」というブランドのモールスキンジャケットを育てて経年変化を楽しんでいこうと思います。
フレンチワークジャケットについての詳細は過去の記事をご覧ください。
Le Sans Pareil(ルサンパレイユ)とは?
「Le Sans Pareil(ルサンパレイユ)」は、1894年にフランスで創業されたフレンチワークジャケットを扱うファクトリーブランドです。現在、フランス本国のブランド自体は消滅してしまっていますが、2019年に、日本の「矢ノ倉東京株式会社」によって当時のフレンチワークジャケットを再現するべく日本の工場で復刻し販売をスタートしました。
モールスキンとは?


モグラの毛皮に似ている事からモールスキンと呼ばれるようになり、非常に厚手のコットン生地はフランスのワークウェアとして親しまれています。光沢感ともちっとした肌触りが特徴です。
ライトアウターとして、これからの時期にサラっと羽織って着る事やもうちょっと寒くなったらアウターの下に着る事もできるので非常に活躍してくれそうな一着です。
アニキ別注商品
こちらのモールスキンジャケットは、あの「アニ散歩」でおなじみの「FORZA STYLE」の編集者片野さん(通称:アニキ)との別注商品になります。
ルサンパレイユには定番でモールスキンジャケットのラインナップがありますが、こちらの「アニ別注品」には襟刷の所に「ANK」の印字があり、特製のステッカーが附属します。
数量限定で発売され、ものの数分で完売してしまう程人気な商品でスマホ3台駆使してなんとか購入することができました。(笑)
【アニ別注03 前編★アニモールスキンJK発売】ヴィンテージ愛を込めたルサンパレイユの日本製フレンチワークジャケット!
新品のサイズ計測
モールスキンジャケットは綿で出来ているので、洗いや乾燥によって数cmの縮みが生じます。着込んでいく過程でどのくらい縮むかを図る為に新品の状態でサイズを計測しておこうと思います。
着丈(購入時)


モールスキンジャケットの着丈は、平置きで計測したところ「69cm」でした。着丈は若干長めな作りになっているので、おしりが隠れるくらいの丈になっています。
身幅(購入時)
続いて身幅を平置きで計測したところ、「53cm」でした。割と身幅はゆったりとした作りになっているので、カットソーだけでなくシャツやニットを中に着る事もできそうです。
袖丈(購入時)


続いて袖丈を平置きで計測したところ、「59cm」でした。長すぎず短すぎずという長さになっています。写真では分かりませんが袖は大きめに出来ているので、ローゲージのニットを着ても羽織れるぐらいのゆとりはありそうです。
着用写真


身長170cmで体重60kg の私が着用した画像になります。シャツ感覚で着ようと思っていたので、もう少しタイトなサイズでも良いかなと思いましたが洗濯や乾燥後の縮みを考えればこのくらいゆとりがあっても良いかもしれません。
まとめ
糊の付いたデニムを洗濯や乾燥機にかけてから穿き込む人もいるように、デッドストックや新品のモールスキンジャケットを洗濯や乾燥機にかけ縮めてから着込む人もいるようですが、私は洗濯や乾燥機に入れずにパリパリの状態から着込んでいこうと思います。
長期間にわたって着込む事によって、上の写真のように経年変化を楽しめるモールスキンジャケットなので今後着込んで育てていきたいと思います。
デニムジャケットなどの経年変化を書いている人はたまに見かけますが、モールスキンジャケットの経年変化の様子を記事にしている人はあまり見かけないように思いますので、今年の秋はモールスキンジャケットを育ていき経年変化の様子をお伝えしていこうと思います。
ルサンパレイユのモールスキンジャケットはこちらで購入することもできます。(※アニ別注ではありません。)