冬物のスーツをクリーニングに出し、夏用のスラックスに入れ替えを行い衣替えが終わった時にふと思いました。
「ダブル仕上げのスラックス多くね?」
私のクローゼット内のスラックスの8本中6本がダブル仕上げなことに気が付きました。確かに私はスラックスを購入し裾上げを行う際は「ダブル仕上げ」にこだわっていました。今日はスラックスのダブル仕上げの魅力を少しでもお伝えできればと思います。
スーツの裾上げについて
今までにスーツやスラックスを購入した方は、裾上げを行っていると思います。一般的にスーツやスラックスの裾上げは「シングル仕上げ」と「ダブル仕上げ」に分けられます。
「ダブル仕上げ」はスラックスの裾を折り返した方法で、「シングル仕上げ」はスラックスの裾を折り返さずに裾上げを行う方法でです。
ちなみに私はスーツのスラックスを8本所有していますが、6本が「ダブル仕上げ」で2本が「シングル仕上げ」になっています。
私は敢えてスラックスの裾は「ダブル仕上げ」にしているので、その理由を紹介していきます。
スーツの裾をダブルにする3つの理由
- パンツのシルエットが綺麗に見える
- 革靴と相性が良い
- 見栄えが良い
1、パンツのシルエットが綺麗に見える
裾をダブル仕上げにすることによって、その分裾に生地が多く溜まり重みを持たせることができます。それによってスラックスに余分なたるみなどが出ず、ストンと落ちるようになるため綺麗なシルエットになります。
2、革靴との相性が良い
ダブル仕上げにすることによって足元にボリュームが出るので、革靴とのバランスが良くなり足元に統一感がでます。
気を付けなくてはいけないのは、裾の長さです。
私はスラックスの丈はくるぶしにかかるくらいの非常に短めの丈に設定しています。スラックスの丈を長くとってしまうと、ただでさえダブルでボリュームが出ているのに、革靴と干渉した際にでるたるみで野暮ったくなってしまいます。
ダブルで裾上げを行う際は、丈は短めをお勧めします。
3、見栄えが良い
ちょっと不純な理由ですが、ダブルに仕上げることによって裾を折り返す事になり、シングル仕上げと比べると裾にアクセントが加わる為見栄えがいいと私は思うからです。あくまで私の主観ですが(笑)
気になるダブルの幅は何センチ?
一般的にダブルの幅は3.5cmが基準となっているようです。
私は「ダブル幅4cm~4.5cm」にしています。
フランネル生地など秋冬のふんわりとした生地の場合は4cmを目安にしており、トロピカルなどの夏の薄い生地などの際は4.5cmでボリュームを出すようにしています。
まとめ
普段 スーツを着る方も着ない方も、冠婚葬祭や成人式などでスーツを着る機会や作る機会などがあると思います。スーツのスラックスの裾上げなどを行う際にお役に立てればと思い私がスーツの裾をダブルにする理由を記していきました。
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