最近はデニムパンツやミリタリー系のトラウザーズが比較的多くてトラッドな着こなしの時に穿けるパンツがなかなか持ってない事に気が付き、繁忙期も明けたので散策に出かけた際に出会ったブランドが「バーンストーマー」でした。
前からブランドは聞いたことがありましたが、実際に試着し気に入り購入したので紹介させていただこうと思います。
BARNSTORMER(バーンストーマー)とは!?
出典:https://www.barnstormer.tokyo/
BARNSTORMER(バーンストーマー)は、アイビー全盛期の時代の1977年に当時のアメリカの衣料品と同じクオリティを日本国内の工場で忠実に再現することを主軸に置いたカジュアルメーカーとして誕生しました。中でもドレス仕立てのチノパンは人気で、「パンツのバーンストーマー」などと言われていました。ブランドは2000年頃に一度活動は停止しますが、根強いファンの要望に応え2014年にパンツ専業ブランドとして復活を果たします。
バーンストーマーの商品レビュー
今回購入したドレス仕立てのタックが2つ入ったチノパン「マッカーサー2」を紹介していきます。
「マッカーサー2」について
ブランド | Barnstormer(バーンストーマー) | ||||||
モデル | MACARTHUR2 | ||||||
サイズ | M | ||||||
素材 | 綿100% | ||||||
生産国 | 日本 | ||||||
価格 | 19,000円+税 |
私が今回購入したのは「MACARTHUR2(マッカーサー2)」というモデルです。その名の通りアメリカGHQの元帥「ダグラス・マッカーサー」が穿いていたトラウザーズを参考に作られたモデルです。確かに歴史の教科書や画像を検索すると太めの2タックのトラウザーズを履いていた事がわかります。
フロントのディテールについて
マッカーサー2のフロントのディテールには、タックが2つ入ったやや太めのシルエットとおりクラシックな雰囲気を醸し出しています。写真向かって左側には小さなフラップが付いており懐中時計などを入れる為のウォッチポケットが付けられています。また、ウエスト部分に「持ち出し」と呼ばれるバンドが付いたりとフロント部分だけでもクラシックなディテールが多く盛り込まれたデザインとなっています。
ポケットのディテールについて
バッグポケットの片方にはフラップが付いています。バッグとサイドのポケットは「玉縁(たまぶち)ポケット」と呼ばれるスーツなどに用いる縫製方法が盛り込まれており、ドレス仕立てのチノパンと呼ばれるだけの事はあるなと思いました。
フロントのボタンなどの細部のパーツなどにも手を抜くことなくこだわりを感じる事が出来ます。
生地について
生地はコットン100%の当時アメリカ陸軍士官学校で支給されていた「ウエスト・ポイント」と呼ばれるチノ素材を使用しています。通常のチノ素材では単糸ですが、ウエスト・ポイントは双糸の綾織りで作られているので非常に丈夫なだけではなく上の写真の様な光沢が生まれ高級感のある生地となっています。
サイズ感やシルエットについて
実際に着用してみたサイズ感やシルエットについても触れていこうと思います。
サイズ感について
私はマッカーサー2のMサイズを購入しました。公式HPのサイズ表によるとMサイズでウエストの上がり寸が82cmとなっていました。
スーツなどのスラックスを購入する際などは79cm上がりの物を購入していますが、ボタンダウンシャツなどを入れて穿く事も想定してゆったりしたウエストにしましたが、ベルトなどしなくても落ちてくる感じもしないのでちょうどいいサイズ感です。
裾上げについて
裾は股下68cmになるように裾上げを行い、裾の処理はダブル幅4.5cmでクラシックな雰囲気が出るようにしました。
バーンストーマーの裾はシングル処理されていますが、私は足が短くロールアップしないとだらしなくなってしまうのとクラシックな着こなしをしたかったので裾上げを行いました。
シルエットについて


身長170cm体重60kgの私がMサイズのチノパンを穿いたシルエットになっています。2タックで太めですが裾に向けてテーパードが効いているので美しいシルエットになっています。日本国内で日本人向けに作られたブランドなので、日本人の体形にフィットするシルエットとなっています。
まとめ
パンツ専業ブランドとして復活した「バーンストーマー」のドレス仕立てのチノパン「マッカーサー2」を紹介させていただきました。日本人向けに作られたパンツなので、シルエットなどはとても綺麗に仕上がっています。何と言ってもこのクオリティで2万円前後の価格設定は良心的だと思いました。
同ブランドのウールパンツも購入レビューしておりますので、興味ある方はご覧ください。
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