先日人生初のレッドウィングのブーツ875を購入し、早速購入したてのブーツに紐を通し、コンビニに行くためにブーツを履いて向かいました。ところが、片道7~8分程の距離でしたが歩いていて足の甲が痛くなりブーツの淵の部分が自分の脛裏に当たって歩くたびに激痛が走りました。やっとの思いで家に付きブーツを脱がそうにも革が硬くなかなか脱げませんでした。(多少表現を誇張してしまいました。)
革靴やブーツを購入したては革が硬く歩き辛いものだとは理解していたので、履き込んでいくうちに革が柔らかくなり足に馴染んでくるのを待とうと思いましたが、足が絆創膏だらけになるのは御免なので、レッドウィングを購入した際にサービスでいただいた「ミンクオイル」を使用して履きはじめの革を柔らかくしていこうと思います。
革を柔らかくする方法とは?
履き始めの硬い革には、レッドウィング純正の「ミンクオイル」を塗布することによって、革が柔らかくなり着脱や歩き心地が良くなると言われています。
ミンクオイルには蝋・油脂・有機溶剤が含まれており、革に養分を与え革の柔軟性を高める事や配合されているラノリンによって撥水効果が得られます。ミンクオイルには革の柔軟性を高める効果があるので、履き始めの硬い革を柔らかくしてくれる効果があると言われています。
ミンクオイルでオイルアップをする手順について
購入してから1〜2回程度履いたレッドウィングの875ですが、革が硬くて着脱や歩行がしんどいのでレッドウィング純正ミンクオイルを塗って革を柔らかくしていこうと思います。
ミンクオイルが革全体に満遍なくムラになることなく塗る為にシューレース(靴紐)を全部外しておきます。
次に馬毛ブラシなどで、表面に付着したゴミや埃などを取り払っておきます。余分なゴミや埃が革の表面に付いた状態でオイルを塗ってしまうと傷になる恐れがあるので、しっかりと馬毛ブラシでブラッシングを行ってからミンクオイルを塗っていきます。
ミンクオイルをブーツに塗っていきます。私は革靴やブーツにクリームやオイルを塗る際は手の指で塗っているので、今回もミンクオイルは人差し指でブーツ全体に塗っていきました。最後に豚毛ブラシなどでブラッシングを行い革に馴染ませていきます。
右側のブーツがミンクオイルを塗った後です。左側のブーツ(オイル塗布なし)と比べると光沢感と色に深みが出ています。そしてこのまま1日ほど革へオイルが浸透させるために寝かせておきます。
革は柔らかくなったのか?結果は!?
ミンクオイルをブーツに塗布し1日程寝かせた後は、革の表面に残った余分なオイルをグローブクロスなどで拭き取り紐を通せば作業は終了になります。
ミンクオイルを塗った直後は光沢感があり深い色合いになりましたが、1日寝かせ余分なオイルを拭き取った後は自然な色に戻りました。
気になる革の柔らかさについてですが、私の履いた主観ではミンクオイルを塗ったおかげでだいぶ革全体が柔らかくなり着脱もし易くなり、歩行する際も足の甲が痛くならなくなりました。履き口はまだちょっと脛裏にあたって痛いですが、購入した当初と比べるとミンクオイルを塗っただけで見違えるくらい革が柔らかくなりました。 しばらくこのまま履き続けて自分の足に馴染むように育てていこうと思います。
まとめ
レッドウィング純正のミンクオイルで履き始めの硬い革を柔らかくする方法を紹介していきました。革の保革用のクリームが履き始めにも使えるので、1つ持っておいて損はないメンテナンス用品です。
1つ気を付ける事は、ミンクオイルは油分が非常に多いため高温多湿な日本の環境下ではブーツを保管中にカビが生えてしまう恐れがあるので、オイルの塗布後の余分なクリームの拭き取りや過度なオイルアップは避けたほうが良いと思います。
コメント
クリームを塗ると、結構、革が柔らかくなったりしますよね。
僕は「マスタングペースト」というクリームを使ってますが、塗ると革が柔らかくなっていい感じなので、おすすめです。
しょうさん
コメントありがとうございます。
マスタングペーストは聞いたことはあったんですが、そんな効果もあるんですね!貴重な情報ありがとうございます!