【オードリーとオードリー3の違い】クロケット&ジョーンズの「Audley 3」を購入

革靴

先日、イギリスの老舗革靴メーカー「Crockett & Jones(クロケット&ジョーンズ)」の革靴、「AUDLEY3(オードリー3)」を買ってきました。革靴に興味がある方であれば一度は聞いたことがあるブランドなのではないでしょうか。

購入に至った理由などにも触れていきながら、オードリー3の購入レビューを行っていこうと思います。

 

また、クロケット&ジョーンズは非常にラスト(木型)が多くオードリーというストレートチップのモデルだけでも複数のラストが存在します。購入する際に「オードリー」と「オードリー3」の両方とも試着したので、二つの違いや履き心地についても触れていこうと思います。

 

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クロケット&ジョーンズの革靴を購入に至った4つの理由

私がクロケット&ジョーンズの革靴を購入に至った4つの理由について触れていこうと思います。

 

1.英国老舗のブランド

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クロケット&ジョーンズは1879年のイギリスの革靴の聖地である「ノーザンプトン」で、ジェームズ・クロケットとその義兄弟であるチャールズ・ジョーンズの2人によって創設されたブランドです。

創業から今日に至るまで140年に渡って革靴を作り続けており、世界で最も多くのラスト(木型)を保有する革靴ブランドです。

また高級革靴ブランドのOEM(相手先ブランド生産)も手掛けており、革靴の王様と称される「ジョン・ロブ・パリス」や「ジョージ・クレバリー」などの革靴の生産も行っているほど、生産技術は業界からお墨付きを頂く程のブランドです。

そんな、世界で最も多くのラスト(木型)を持ち超高級革靴のOEMなども手掛けるブランドの革靴という事もあり、一度は履いてみたいと思ったので購入に至りました。

 

2.コストパフォーマンスが良い

本格的な英国革靴を購入するとなると、「ジョン・ロブ・パリス」や「エドワードグリーン」などを挙げる人が多いと思います。しかしいざ購入となると、10万円後半から20万円を優に超す価格帯です。正直、20万円を超す革靴を仕事に使うのはどうなのだろうか、満員電車で他人に踏まれてしまった日には出社できないほどのショックを受けるのではないでしょうか。

クロケット&ジョーンズの革靴は、確かな縫製技術と品質管理が保証されているにも関わらず10万円前後の価格帯のブランドになっています。

10万円前後であれば手が届きそうな価格帯で、本格的な英国革靴を楽しめるので非常にコストパフォーマンスが優れているのではないでしょうか。

 

3.映画「007」シリーズでジェームズ・ボンドが履いたブランド

スパイ映画「007」シリーズで「ダニエル・クレイグ」が演じる「ジェームズ・ボンド」が履いている革靴はクロケット&ジョーンズが映画中に多く登場しています。

過去の記事でも映画「007」シリーズで、ジェームズ・ボンドが身に着けたアイテムを過去の記事で紹介しています。

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ジェームズ・ボンドが映画中に着用したアイテムは、一流のブランドが多く締めています。そんなジェームズ・ボンドが愛した革靴ブランドという事も男心をくすぐられます。

 

 4.内羽根ストレートチップはどんなシーンでも履ける

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クロケット&ジョーンズの革靴で、ストレートチップを購入した理由は、フォーマルやビジネスやカジュアルなどありとあらゆるシーンでの活躍が期待できるデザインだからです。

ストレートチップシューズは、革靴のなかでもっともフォーマルとされるアイテムです。トゥの部分に一文字の切り替えが入っているのが特徴で、きちんと感を演出したい場面で頼りになるアイテムで、大人の男性なら1足は持っておきたいところです。

そんな革靴の定番中の定番のデザイン「ストレートチップ」という事もあり、少し奮発して10年、20年使う為にチョイスしました。

 

オードリーとオードリー3の違いは!?

クロケット&ジョーンズのストレートチップの最上位モデル「Audley(オードリー)」

「Audley」や「Audley 3」といったモデル名の後に数字が付いた複数のモデル名が存在します。今回はこちらの違いについて触れさせていただきます。

 

「オードリー」と言うモデルには2種類ラスト(木型)が存在します。

ラスト337(Audley)

この「ラスト337」はクロケット&ジョーンズのパリ店で生まれたものです。通称パリラストと呼ばれています。このラスト337を使用したモデルが「AUDLEY」です。

 

ラスト367(Audley 3)

このラストは、「ラスト337」のウェストを絞りかかとをより小ぶりなものに改良した日本人向けのラストになっています。このラスト367を使用したモデルが「AUDLEY 3」です。私が購入したのはこちらのラストです。

 

履き心地は?

購入に行った際に「オードリー(ラスト337)」と「オードリー3(ラスト367)」を履き比べました。

「オードリー(ラスト337)」は試着した際に、かかとが抜けるような感覚があった為、ヒールカップを小ぶりなラストの「オードリー3ラスト367)」を試着し、足を包み込むようなフィッティングだったので迷わず「オードリー3」を購入しました。

もともと「オードリー3」はかかとが小ぶりな日本人に合わせたラストなので、履いていてストレスは感じなさそうです。

特にこだわりが無ければ、日本人の方が購入する際は「オードリー3」で問題ないかと思います。

 

購入したクロケット&ジョーンズの「Audley 3」

実際に私が購入してきた「Audley 3」を紹介していきます。

 

スペック

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ブランドCrockett&Jones
モデルAudley 3
グレードHAND GRADE
素材Aniline Calf
ソールオークバークレザー
ラスト367
サイズ
ワイズE

こちらがクロケット&ジョーンズのストレートチップ「Audley 3」となっています。無駄をそぎ落としたソリッドな形状が非常に美しく、ソールも2トーンになっており履くのが勿体無いくらいほれぼれするデザインです。

 

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サイズは「UK 6」を選びました。ワイズは「E」となっており包み込むような履き心地が味わえ、さすがラストの保有数が多いブランドだけあるなと感じました。

 

お気に入りのポイント

 

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私の個人的な「オードリー3」のお気に入りポイントですが、土踏まずの辺りがぐっと内側に深くえぐるようなシルエットが非常に魅力的です。

 

「オードリー」だとここまで内側に深く抉るシルエットではないので、オードリー3のこの深くえぐるシルエットが好きです。

 

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まとめ

最後の最後までオールデンの「990」と迷っていましたが、自分のキャラクターやファッションなどにクロケット&ジョーンズのオードリー3のバイブスの方が似合うと思い最終的に購入に至りました。

ラストによって「Audley」や「Audley 3」と言ったモデル名も変わるので、購入する際は店頭などで試着してから購入する事をおすすめします。

履き込む前にソールのトゥ部分に「トゥスチール」をつけるため1週間ほど、修理屋さんへ預けてきます。早く履きたいのに焦らされる。靴の修理屋さんから上がってきたらまた紹介できればと思います。

この記事を書いた人
ちゃんべー

デニム・革靴・革小物など経年変化するアイテムの紹介に特化したファッションブログ「経年変化を嗜む」を運営する、北関東在住の30代会社員です。
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