今回はコストパフォーマンスに優れた革靴ブランド「RAYMAR(レイマー)」の雨に日に履くことを想定して作られた「レインシリーズ」の革靴を購入から6ヵ月(約半年)経過したので、忖度無しにメリット・デメリットを紹介していこうと思います。
RAYMAR(レイマー)とは?
RAYMAR(レイマー)とは、静岡県焼津市に本社を置く有限会社サンレイ(靴メーカー)の展開する革靴ブランドです。レイマーの革靴を購入する場合は、実店舗などがないのでインターネットでの購入になります。間に入る業者が少ないため余計なコストを省くことができるため低価格で高品質な革靴を作っていることが最大の魅力でもあります。
詳しくは過去の記事で紹介しているので、興味ある方はご覧ください。
履いて感じたメリット・デメリットは?
こちらが6ヵ月履き込んだレイマーのレインシリーズの革靴です。シューツリーが足らずスコッチグレインの革靴を購入した時に付いていたシューツリーを入れています。(笑)
履くシーンとしては主に仕事のときに履いており、降水確率が40%以上の時は間違いなくレイマーを履いて出勤しています。いつもより小さめなサイズ(24.5cm)で購入してしまったので履き初めはきつくサイズ選びを間違えたかと思いましたが、履いているうちに革靴も馴染み窮屈さは感じなくなりました。
それでは、6ヵ月レイマーのレインシリーズを履いていて感じたメリット・デメリットを紹介していこうと思います。
メリット
まずは6ヵ月履いて感じたメリットについて触れていきます。
ソールからの雨の侵入は防げるので雨でも気を遣わない
レイマーのレインシリーズはソールがビブラム社製のゴム底になっているので、ソールからの雨の侵入は防いでくれます。
ゴム底ではなくレザーソールの革靴の場合、雨の時に履いてしまうとレザーソールが水を吸ってしまい革靴内に水が入ってきてしまう事があります。また、レザーソールが雨などの水分を大量に吸ってしまうとカビの繁殖やレザーソールの腐食の原因となってしまう恐れがあります。
レイマーのレインシリーズは下からの雨の侵入もソールが水分を吸収した事で起こるカビの繁殖など気にせずに履き込める点がメリットとなっています。
グッドイヤーウェルト製法で作られているので、足に馴染む感覚が味わえる
レイマーの革靴はこの価格帯では珍しい「グッドイヤーウェルト製法」という製法でアッパーとソールを縫っているので、ソールが痛んできたりすり減ったきたりした際は交換することができます。
グッドイヤーウェルト製法で縫われた革靴は履き込んでいくうちに自分の足に馴染んできてソールが沈み込むようになります。私も最初レイマーのレインシリーズを履いた時はきついと思っていましたが、履き込んでいくうちに革も伸びて自分の足に馴染んでくるような感覚は合皮や安い革靴では味わえない魅力があります。
デメリット
次に6ヵ月履いて感じたデメリットについても触れていきます。
革靴内が蒸れる事がある
本革製品の革靴はある程度通気性が保たれていますが、合皮の靴などを履いていると靴内が密閉空間になり夏場以外でも汗をかいたり蒸れたりする事があります。レイマーのレインシリーズを履いていて、何度か革靴内が蒸れると感じる時が何度かありました。
レイマーのレインシリーズクッション材のようなものが付いたインソールが入っており、インソール部分が熱を放出できず籠ってしまう為革靴内が蒸れる要因となっていると思います。
完全防水ではない
アッパーに使われる革は牛革を使用しており、撥水加工やガラスレザーなどではないので少量の雨では問題ないですが、大量の雨などではアッパーから雨の侵入があることがある可能性はあります。
雨の日にレイマーを履いて半年ほど生活していましたが、今のところは雨の侵入は無かったのでよっぽど強い雨やゲリラ豪雨に見舞われなければ大丈夫かと思います。
まとめ
レイマーのレインシリーズを6ヵ月履きこみ感じたメリット・デメリットをお伝えしていきました。このクオリティで2万円を切る価格は非常にコストパフォーマンスに優れた革靴です。機会があればレイマーの他の革靴も手にしてみたいです。
履きこんでいき1年程度経過したら経年変化の様子もお伝えできればと思います。
コメント
仕事の時に良さそう!
僕が知らないブランドをたくさん知ってる◎