【傷の補修や補色】ブランドストーンのブーツの手入れ方法を紹介!

革靴

この記事はこんな方におすすめです。

  • ブランドストーンのブーツの手入れ方法が知りたい
  • ブーツに傷が付いついてしまった際の対処法
  • 手入れする頻度やクリームの種類が気になる

5月にオーストラリア発祥のワークブーツブランド「Blundstone(ブランドストーン)」のサイドゴアブーツ「CLASSICS」というモデルを購入致しました。

 

雨に強く油分を多く含んだ革なので傷や天候を気にせずガンガン履いていました。購入から4ヶ月程度経過したので、ブランドストーンのブーツの手入れ方法を紹介していこうと思います。

 

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今回手入れするブランドストーンのサイドゴアブーツ「CLASSICS」

今回手入れを行っていくのが、ブランドストーンのサイドゴアブーツのCLASSICSというモデルになります。表面のアッパーにはオイルを浸み込ませた上質なスムースレザーが使用されています。

ブランドストーンのサイドゴアブーツのCLASSICSに関しては、過去の記事で詳しく触れているので興味ある方はそちらもご覧ください。

雨の日やバイクに乗る際に履いて酷使してきたので、全体的に傷も入り革の油分が抜けてきているので手入れを行っていこうと思います。

 

気になる箇所について

今回特に気になる箇所がつま先に付いてしまった傷です。普段バイクを乗る際に履くことが多いので、知らず知らずの内につま先に傷が付いてしまっていみたいです。

今回の手入れではこのつま先の補修も兼ねて行っていこうと思いますので、ブランドストーンのブーツが傷付いてしまい補修をご自身で行いたい方も参考になればと思います。

 

ブランドストーンの手入れ方法について

使用する道具について

  • 馬毛ブラシ
  • 豚毛ブラシ
  • ステインリムーバー
  • クロス(汚れ落とし用)
  • 靴用クリーム
  • グローブクロス

こちらの道具を使用しブランドストーンのサイドゴアブーツの手入れの方法をご紹介させていただきます。

 

馬毛ブラシで埃を落とす

まず初めに馬毛ブラシを使用して靴全体の砂埃などをブラッシングし取り除きます。靴に埃や汚れが付着した状態だと、クリームが浸透しない事やシミになることがある為手入れのを行う際は馬毛ブラシなどでのブラッシングを行います。(靴の汚れが酷い場合は、硬く絞った雑巾などで拭きとって下さい。)

革靴を履いた日の夜や翌日に下駄箱へしまう前に馬毛ブラシでのブラッシングを行うだけでも綺麗に保つことができるので、手入れが面倒な方でもブラッシングは行う事をおすすめします。

 

ステインリムーバーで汚れ落とし

靴の表面には古いクリームや蝋分などが付着した状態なので、ステインリムーバーと言う汚れ落とし剤を使って靴の表面をすっぴんの状態にしていきます。

専用のクロスや布切れなどを指に巻きつけステインリムーバーをクロスに馴染ませます。馴染ませたクロスで靴全体を軽く拭いて汚れを落としていきます。

 

クリームを塗布

ステインリムーバーで靴全体の汚れを拭き上げた後は、革に栄養分を与える為にクリームを塗布していきます。靴クリームをペネトレイトブラシや指に取り、靴全体に満遍なく薄く塗り伸ばしていきます。

使用するおすすめクリーム

  • COLLONIL 1909 シュプリームクリーム(自然な仕上がりに)
  • COLUMBUS BOOT BLACK シュークリーム(補色や傷の補修に)

今回は靴に付いた傷の補修や色の補色に重点を置いた手入れなので、COLUMBUS BOOT BLACKのシュークリームを使用しました。いつもは有機溶剤などを使用していないCOLLONILのシュプリームクリームを使用して自然な仕上がりをめざして手入れを行っています。靴に塗るクリームは用途に合わせて使い分けるのもおすすめです。



豚毛ブラシでブラッシング

靴クリームを全体に塗り終わった後は、豚毛ブラシを使用して靴全体をブラッシングしていきます。塗ったクリームが革の内側に浸透するようにする事と靴全体に満遍なくクリーム行き届かせることが目的です。豚毛ブラシでブラッシングを行う事で革の表面に艶が出て光沢感が増していきます。

埃を落とす目的で使用した馬毛ブラシではなく豚毛ブラシを仕上げの艶出しで使用する理由は、豚毛は馬毛に比べて硬く弾力があるので、クリームの粘りに負けることなく革全体に馴染ませることが出来るからです。

 

余分なクリームをふき取り

最後にグローブクロスに手を差し込み革全体を拭き上げていきます。先ほど革の表面に塗布したクリームが多く革に付着していると革へ負担がかかってしまう為、グローブクロスなどで余分なクリームを拭きとったら作業終了です。

 

手入れ後のブランドストーンの「CLASSICS」

手入れを行った後のブランドストーンのブーツです。革に栄養が行き届きモチっとした質感で光沢感を放っています。

今回気になっていたつま先の傷がどの程度補修できたかを手入れ前と手入れ後で比較をしていこうと思います。

 

手入れ前

 

手入れ後

ブラウン系のシュークリームで磨いた事によって、つま先の傷も目立たなくなりました。靴に入った傷が浅めだと有色のシュークリームで傷を補修する事は可能だという事が証明致しました。正直つま先の傷は修理屋へ出さないと治らないかと諦めてましたが、ご自身でも目立たなくすることが出来て感動しています。

 

手入れの頻度について

手入れの頻度に関してですが着用環境や着用時間は人それぞれなので一概には言えませんが、3~4ヵ月に1回程度を目安にすると良いかもしれません。あまり着用していなければもっと間隔をあけても良いかもしれませんし、靴を休みなく履いている場合などはそれよりも短くしてもいいかもしれません。

革の表面が乾燥してきたと感じた時や、悪天候の時に履いて汚れてしまったり傷が入ってしまった時などが手入れするタイミングだと個人的には思っています。

 

まとめ

ブランドストーンのブーツの手入れ方法を紹介させていただきました。私は表面の革の状態によって塗るクリームを分けている程度で、一般的な革靴と同じような手入れの仕方で問題ないと思います。バイクに跨る際や雨の日など活躍してくれるブーツなので今後も適度に手入れを行いながら履き込んでいこうと思います。

ブランドストーンのブーツは経年変化も魅力的なブーツです。こちらの記事で経年変化やエイジングの様子についてお伝えしてますので、併せてご覧ください。

 

この記事を書いた人
ちゃんべー

デニム・革靴・革小物など経年変化するアイテムの紹介に特化したファッションブログ「経年変化を嗜む」を運営する、北関東在住の30代会社員です。
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